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2006年09月20日

葦際のダイニングルーム

秋田最終釣行となる計画は、栃木組と東京組の2台で合流する形で東北道を北上することになった。片道600km、6人2台の釣り中心のキャンプツアーの始まりだ。下り坂へ向う天気と秋へと気配を増す状況から、ヤマメを意識した川の選択をした。

変化の乏しい瀬の続くこの渓は一見、秋田まで来てここ?と思ってしまうのだが、そのポテンシャルは過去の釣行から紐解いても僕の中でのかなり上位にランクされる名渓だ。葦際を丁寧に探るのは集中力と技術も必要だが、遡行のし易さから長旅の疲れの調整にも向いている。

田園風景の中を縫う様に流れる渓。くるぶし程の深さでも流れの筋さえあれば、魚が着いている。日中は葦際数センチのドリフトが、捕食スイッチを押すカギになる。この葦際のダイニングルームこそが、彼らと僕たちの接点だ。

この数センチのアプローチがゲーム性を高め、してやったりと言う感覚をもたらしてくれる。イブニングになれば大胆にこの葦際から抜け出してヒラキで捕食をするのだが、秋が深まりハッチが日中に移行する事を期待しての、入渓だ。

丁寧にフライをトレースしていると、モコッとフライは消し込まれた。ポンッと竿を立てると浅瀬を猛スピードで走った。今日イチサイズのようだ。ネットインしたのは凛としたヒレと盛り上がった上半身が素晴らしいイワナだった。

全体に変化が少ない渓相だけに、意外なサイズが潜んでいるアンバランスさがこの渓の魅力だ。控えめな白点と、黄土色に近い体色が印象的。緩めの流れでたっぷり栄養を取って育った里川育ちだ。コカゲとガガンボのスローなハッチに、せり出した葦際からつい上ずってしまったという感じだった。

今度は来シーズンの予備軍サイズが飛び出した。来年の7月頃にはバッドからロッドを絞るようなサイズに育って、また僕たちをキリキリ舞いさせてくれるだろう。頬に紅を染めたような紅色が側線際に続く綺麗なヤマメだ。

雨が殆どないせいで、水量は少ないが水の冷たさと魚の活性、何より紅葉の様に染まったヤマメの体色が秋の深まりを感じさせてくれた。

合流したterryさん、ochくん組がピースマークを作っている。泣き尺サイズのヤマメに恵まれたようだ。今日のキャンプは彼のギャグに磨きが掛かって、楽しい宴になるに違いない。

着替えを温泉でする事にして、サイトからほど近くお湯の熱さが半端じゃない250円の日帰り温泉に向う。僕の中の釣れる条件のひとつ、『日帰り入浴の料金が500円以下である事』の条件通りのこの温泉は、ひなびた共同浴場。風呂に浸かった瞬間のアーッというオヤジ独特のうめき声が漏れた。

葦際に戻った魚も今頃同じ様にアーって言ってるかもしれないね・・・・


投稿者 daikyu : 2006年09月20日 06:46

コメント

daikyuさん、こんにちわ。(^^)
相当楽しかったようですね。皆さんのブログにお邪魔しては「いいなー」と独り言を言ってました(笑)。
それにしても、幅の広い河川って、何処を狙えばよいのか解らないんですよねー。だから、端から端まで数打ちしてる自分です(笑)。

投稿者 dadlife : 2006年09月20日 09:22

daikyuさん、こんにちは。
秋田の川のポテンシャルはものすごいですね。
田んぼの中の川で、きれいなイワナにきれいなヤマメ。うらやましい限りです。近くにこんな川があったらな~って思います。
また秋田行きたくなっちゃいました~!!

投稿者 yasu : 2006年09月20日 09:58

釣りあがるのに、ホント、楽そうな川ですね!ヤマメのピンクバンドをリアルにをカメラにおさめたいですね!要

投稿者 heboheboy : 2006年09月20日 11:06

dadlifeさんこんにちは。釣りだけだとここまで楽しくなかったんじゃないでしょうか?それ位道中と宴会最高でした!

えーっと何の話でしたっけ(笑)あそうそう何処を狙うかでしょ。それはね、ボケられた瞬間に間をおかずに狙うんですってそれ突っ込みの話でんがな(爆)

こういう渓は特に普段ならば飛ばしてしまうポイントが狙い目です。その日の傾向が分ったらそこを中心にテンポ良くと言うのが無難でしょうか・・・

投稿者 daikyu : 2006年09月20日 13:49

yasuさんこんにちは。秋田でわざわざと思うときもあるんですが、何気ない感じで、実は凄い時があるので、禁断症状の様に急に行きたくなっちゃいます・・・

もちろん他に渓相の良い川たくさんありますので、天気が良くないという条件もあり、今回1日やってみました。

近くにあったら毎日イブニングやりに行きそうです。200mづつ区切って全部制覇しますかね(笑)

投稿者 daikyu : 2006年09月20日 13:55

要さんこんにちは。遡行も楽ですし、キャスティングもし易い渓ですね。良いシーズンだと反応も良い所です。

要さんの感性でおさめたヤマメの紅の映像見たいです!光が差してるとまた違ったと思いますがなにぶん僕の腕では・・・

dadさんの奥さんの実家からもお近くの様ですので、来シーズンは計画されると良いのでは?200kmまでは運転保証します(笑)

投稿者 daikyu : 2006年09月20日 14:02

daikyuさん、こんにちは。
3日間お疲れでした。
さすが、魚のにおいを嗅ぎ付ける能力は、熊並みですね!
尺山女連発ですもん、おみそしる・・・おみそれいたしやした。。
僕は、記憶の中から、魚の感触がスッポリ抜け落ちてしまったようです。来シーズンは、皆さんの話についていける様に、シーズンオフは、地獄の特訓ですよ、まずは、耳鼻科で鼻が利くように
治療してもらいます。
それでは、週末は雨になりそうですが、またまた、お世話になります。

投稿者 shikada : 2006年09月20日 17:40

daikyuさん、こんにちは。
こんなに綺麗な秋田美人に逢えるなら
ご一緒すればよかったぁ・・・・
最近、とんと美人に逢ってないもので(笑)
しかし、本当にかっこいい&ビューティフルですね。

また来シーズン宜しくお願いします。

投稿者 S : 2006年09月20日 18:01

shikadaシェフお疲れ様でした!熊並みってかいてあったので、温泉で見られたのかと思ってドキッとしましたが、鼻の性能の事でしたね。ホッとしました(笑)

えっと今回は当ったから良いんですが、過去に何度と無くはずして体で覚えたみたいなところもあるかもしれませんね・・・・

東京でも何となく肌寒くなって、こりゃ秋田はもっとかなと考えたら自分が遡上するヤマメみたいな気持ちになってました・・・

でもあの時も支流がNGで、移動してあそこにたまたま動いてと言うのもあるので、運や縁の力が大きいと思いますよ。

だから新規開拓賛同して頂いた皆さんのおかげで僕にお鉢が回ってきた様です・・・次回は皆さんに!

計画して張り切るとおてんと様のご機嫌がななめってしまうようですね(笑)楽しみはたくさんありそうですので、気楽に行きたいと思います!

PS それにしても洗濯もの失礼いたしました(ペコッ)

投稿者 daikyu : 2006年09月20日 18:53

Mr.Sさんこんばんは。shojiさんも楽しんでくれたようでした。美人に会ってないんですか?夜の話題にSさんのイケメンねたが出てました。こっちはその頃たぶん焼きソバメン食べてました(笑)

色んな釣り方があって楽しいのが釣りの良いところなので、企画に乗ってお越しください。ちなみに10月に宮城の荒雄でのキャンプ&釣りを計画しています。

また遊びに来てくださるとBBS辺りで告知していると思います!

投稿者 daikyu : 2006年09月20日 19:00

daikyuさ~ん!お疲れ様でした。
ほんとに今回もお世話になりました。焼き係りもしていただいて(笑)。おいしかったです!

今回の旅はヤマメに的を絞っての計画で、あたりはずれがあるだけに、さすがにドキドキでしたがちゃんと結果はついてきましたね!さすがです。もっと好きになりそうです(爆)

投稿者 ochi : 2006年09月20日 21:42

ねじねじDaikyuさん、こんばんわ。
もう、、、ため息が出るような写真の数々・・・感動です。

ヤマメの色づきも本当に綺麗だし、イワナのこの頭部から背びれにかけての筋肉質なハンプバックっぷりは見事としかいえないですね。

渓が、森が、どれだけ良い状態なんだろう・・・と想像してしまいます。

なにやら続きも凄そうですね!楽しみに待ってます。

投稿者 Rolly : 2006年09月21日 20:23

ネジネジdaikyuさん(爆)こんばんわ!
ochiさんの初日のヤマメのハンサムだったけど、この写真のイワナもカッコイイっすね〜。
ところで、本当なら足並み揃えてblogにエントリーしたかったけど、ちょっと先走って、ボクは3日目までエントリーしてしまいました。どうぞ、お許しを(笑)

投稿者 terry : 2006年09月21日 23:35

ochiくんこんばんは!鍋、焼肉奉行でございますので、全く気にしないでいいよ!毎回でも大丈夫だよ。

今回は感覚的に右脳がヤマメーって叫んでた感じです。なぜか今までこの時期入った事のないあの渓に行きました。

今考えると不思議ですが、あまり執着のない本流ヤマメに何故行こうと思ったのかもはっきりしないんだよね。

ピンクや赤に染まったヤマメがなぜか出てきたのを不思議に思いますが、今現実に手にしたヤマメを思うとそういうときは理屈抜きに思うままに行くのもいいんだなと思いました。

でも現場では、熊の嗅覚のようにウンを嗅ぎ分けていつものように血眼だったと思います(笑)2年越しのリベンジとも言える釣果にもう一度乾杯ッ!

投稿者 daikyu : 2006年09月21日 23:53

Rollyさんこんばんは。里川なんですが、この渓は魚の質、量ともに魅力的な場所です。何気ない場所から、えーっ!て言うような魚が飛び出してきます。

ギンザのアニキのブログで過分なるご紹介のエントリーして頂き、今日はする事がありません(笑)続きも大興奮の絵ぞろいかと思います。また遊びに来て、来シーズンに想いをはせてくださいね!

続きもお楽しみに・・・・

投稿者 daikyu : 2006年09月22日 03:31

terryさんこんばんは。自分のエントリーよりも素敵な内容を拝見して、更新が止まってしまいそうです(笑)

里川のイワナは背中の盛り上がりが凄いです。体色も他のイワナと一線を画する感じでした。

明日の昼には更新できそうかな?

投稿者 daikyu : 2006年09月22日 03:38

うわぁ~素晴らしい秋田イワナ&ヤマメですねぇ~
自分も予定が合えば行きたかったなぁ~
今年はdaikyuさんに東北に連れて行ってもらってから、自分の中で釣りが少しずつ変わってきています。地元の川でちょこっとだけ竿を出すスタイルから、宮城くらいまでなら近いと感じる。東北だって北海道だって夢でなく現実に釣りに行くとこが出来る場所なんだって思えるようになりました。これで益々釣りキチに拍車が掛かってしまいました(笑

投稿者 kom@仕事中 : 2006年09月22日 14:40

komさんこんばんは。5月に秋田にご一緒してからあっという間の禁漁間近ですが、距離感の変化もマジか?って感じですね(飲んでるとこの位でも面白いんですけどね・・・)

ブログの繋がりは何処までも可能性を広げてくれます。来シーズンも栃木を経由しての東北釣行があるたび、下野の国の皆さんとご一緒する機会が増えそうです!

10月の荒雄キャンプ計画思案中です・・・週末のきのこ&FF企画でヒントを得たいと思います!

投稿者 daikyu : 2006年09月22日 18:41

daikyuさん、こんばんわ。やはり、エキスパートの方は、川の見方が違うのですね。本流ヤマメに的をしぼり、ずばり釣ってしまうのですから。これからも、ちょくちょくブログを拝見させていただいて、勉強させていただきます。

投稿者 saku : 2006年09月22日 20:55

sakuさんこんばんは。今回はなぜか本流山女に意識が行きまして、珍しく本流に絞って川を歩きました。

気づいた事もあれば、まだ判らない事もあります。本当にこのFFの世界は深いなぁと思います。

お互いに釣りに対するあくなき探究心は忘れないで、トライしましょうね!

投稿者 daikyu : 2006年09月23日 01:14

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