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2006年09月29日

きのこ&FF企画in開田高原 FF編

楽しい宴会の翌日、ゆっくりときのこご飯ときのこの味噌汁の朝ごはんのあと、思い思いのポイントに車を走らせた。秋晴れの太陽が、ジンクリアウォーターの流れる渓を更に輝かせた。

1000mを越える高原には至る所に伏流水からなる小さな沢が流れている。村内を縫って流れるその沢は民家の軒先を流れ、青菜を洗ったり、農機具をすすいだりと生活の密着している。岐阜の郡上八幡も街中に水路が流れ生活と水が密着しているが、ここ開田高原でも村人たちの生活に潤いを与えている。

水質のよさはピカイチで、バイカモもびっしりと生えている。安定した水温の沢が流入する事で、水生昆虫の育成と魚のコンディションは推して知るべしとなる。
ゆったりと必要以上に自己主張する事なく淡々と流れている。

釣りの手を休めて、小さな橋からそっと覗いてみると、少し色づいたタナビラがバイカモのそばでユラユラと定位していた。村内の国道を挟んでるが幸いな事に本流筋からも差して来られる環境になっていて、パートナーとの出会いをして砂礫の湧水の産卵床で子孫を残すことになるはずだ。

こうした魚が育つ環境を流入する沢なども含めて観察出来るFF向きの渓は全国広しと言えど、中々無いと思う。東北から中部まで色んな渓を見たが、貴重な自然の学びの場と言えるのではないだろうか。

僕は山釣旅人さんグループや、西洋毛鉤さんpara-miyukiさんグループと入れ替わって秋の高原を歩く。今日は大きさや数に拘らず仲間みんなとシーズン最終日を楽しく過ごそうと思った。今シーズン全体のFFのクールダウンの様な感じだった。

ライズさんは昨日イブニングにご案内した渓が気になるらしくそちらへ。shikadaさんご夫妻は1時間ほど竿を出して早上がり。それぞれがそれぞれのペースで楽しむ、おとなの釣りな感じも良い。

とのんびりと終わる様にも見えた最終日だったが、そこは天涯の釣り人の性。皆さんと川でそれぞれ別れて、イブニングライズまで竿を出していたのは僕とkeiちゃんの2人だった。大人になりきれない僕に、夕刻のひととき葦際から挨拶してくれたのは、イワナでなくタナビラだった。

涼しいと言うよりは寒いと言った方が良いほどの高原の夕暮れの中竿をたたみながら、来年5月の山菜企画の頃は、サイズアップしたタナビラがもっとたくさんの仲間の笑顔をもたらしてくれるハズと思った。


[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 11:01 | コメント (10)

2006年09月27日

きのこ&FF企画in開田高原 宴会編

高原の夜更け、きのこ企画はお楽しみのMさんのきのこ料理、そして宴会タイムに入りさらに盛り上がりを見せる。Oさん自慢のログハウスに併設されたウッドデッキとバーベキューハウスから、料理の美味しさに感動する声が次々と。楽しい時間はエンドレスな盛り上がりを見せながら続いていく・・・・

今日は自然の恵みを感じたいと一時間ほどのイブニングタイムを楽しんできた僕達は何年ぶりか数匹の塩焼きサイズのイワナをキープしてきた。FF組の皆も賛同してくれた。

キャッチ&イートを繰り返していた幼少期、近所に自慢がしたくて必ず魚は持ち帰った。高校からFFを始めてリリースをした時の清々しさに何か大それたことをしたような感動を覚えた。リリースが普通になった今改めて魚を食べる事には別の感慨がある。

長い釣り人生の中ではこうした自分で釣り、自分で〆て、自分で食べる経験は大切な時間になるハズ。最近自分で釣った魚を食べた事がない釣り人が多いと聞くと、僕はぜひ一度食べて欲しいと思う。

なぜならば、魚を〆る行為を経て、食べる事。『頂きます』の語源は尊い命の恵を頂きますと言う意味があると聞いたことがある。普段当たり前の様に口にしている肉や魚を食べる事にも感謝をすることが出来る。この経験は簡単に出来そうな様に見えて、意外にしている人が少ない経験だと思う。


ログに戻る頃には、昼に採取したきのこが手際よくMさん中心の料理チームによってテーブルに載せられている。オヤジギャグチームによるいつものFFキャンプも楽しいが、この分業による企画は強力だった。

開田産の黒豆の枝豆に始まり、虫くいや実の入りが不十分とただで分けてもらったもろこし(これが抜群の甘さだった)は高原の開田ではまだ旬だ。そしてきのこはMさんの故郷の石川の特製みそ仕立ての、きのこ鍋に変身していた。

きれいに処理されたきのこと、白菜、鶏モモなどメインにした鍋はきのこが織り成す絶妙な出汁が効いたそれは美味しいを連呼するしかない鍋だった。41年間の鍋奉行人生の中でもベスト3に入るのではと言う美味しさだった。

やはり念願のきのこ狩り企画、自分たちで採取したきのこ、そして料理するMさんの心、Oさんの素敵なログのデッキ、みんなの笑顔・・・すべてが最高のエッセンスとなっていた。鍋を取り分けて口にした瞬間は、ジェットコースターの坂を登りきった直後の一瞬の間の後の豪快さの様に『きのこワールド』に一気に突入する感じだった。

その後はタマゴダケを使ったクリームソースのスパゲティ・・・・この独特の粘りのあるコクと深みのソース。自然の恵みのありがたさにもう感動するしかない。これには冷えたワインを合わせたいと言う感じだ。

塩尻から参加のkeiちゃんがここで差し入れの馬刺しを供してくれた。このサシがきれいに入った魅力的な食材も素晴らしく宴はどんどん盛り上がる。

焼き枯らしたイワナが良い色になってきた。八海山の熱燗をジュッと掛け骨酒をつくり、皆ですすると独特の旨みに心身共に温まった。高原の湧水の川で育ったイワナを何年ぶりかに食して改めて彼らの命に感謝することが出来た。

すべてのご縁はOさんの心遣いと、Mさんのご協力あってのことと改めて思いながら幸せな時間は過ぎていくのでした。皆さんからご要望が出た春企画は更に得意と言うMさんの山菜料理をメインに、5月後半に高原のログで行われるコトが決まり、更に幸せな気持ちになった。

反省などするハズないのに反省会が大好きな僕は、春企画の前に冬の反省会企画はどうかと提案すると、間髪いれずに頷く皆さんのにこやかな顔が飛び込んできた・・・・・やっぱり反省したいんだ!みんな

[ オフ会 ] 投稿者 daikyu : 06:07 | コメント (30)

2006年09月25日

きのこ&FF企画in開田高原 採集編

23日、24日の両日木曽開田高原にてきのこ狩りとFFの企画をOさんの別荘をお借りし、講師のMさんをお迎えして行いました。大満足の二日目の朝皆さんで記念撮影(FR誌Sくんとokamuraさんは朝イチお帰りになりココには写ってません)曇り少雨の予報がハズれ、それは素敵な秋晴れになり、絶好の行楽日和の中、気持ちの良い時間を皆さんでワイワイと過ごす事が出来ました。Oさん、Mさんそして皆さんこの場をかりて御礼申し上げます!

高原はススキが黄金色に染まり、すっかり秋の気配となっていました。午前中にFR誌のSくんと合流してサクッと取材を済まそうとお気に入りの沢に入渓します。ところがピーカンの天気と先行者に悩まされて意外にも渋いものとなってしまいました。

待ち合わせの時間ギリに手のひらサイズのヤマトが出てようやくOKとなりました。アマゴは逆に最上流部では涼しさの中スポーニングに入る様な行動を見せてフライには興味を示しませんでした。もうすっかり秋となっていました

待ち合わせ場所に遅れること30分皆さんお待たせしてスミマセンでした。到着するとMさんのきのこに関するレクチャーが済んでおりました。初めてお会いする西洋毛鉤さんとも無事合流出来、老舗『まつば』で美味しいざる蕎麦を食べて満足します。

カラマツと白樺の混生した林がきのこの好ポイントとのMさんのお奨めに、Oさんのログの周辺を腰ビクを着け探索します。ビクが着くと気合の入ったきのこ師に変身です。shikadaさんご夫妻と西洋毛鉤さんも先生の指導の元、道の脇の林へ分け入りきのこを探します。

程なくしてMさんがどんどんときのこを見つけますが、図鑑を手にして注意深く確認して行きます。ちなみにこの群生しているキノコはNGでした。見た目は良さげでも、これはこう言う理由で怪しいなど泉の様にウンチクが出てきます。

これには皆さん驚き、途中からは小学校の授業よろしく、きのこを発見する度に先生、先生と呼ぶ状態に・・・・しばらくすると小ささ沢が作る盆地状の平場に椎茸栽培の跡と見られる潅木の朽ち果てた場所を発見。鼻がピクピクとpara-miyukiさんのアークの様に動きます。早速斜面を降りて、苔むしたり倒れて腐っている潅木の周りを注意深く見ていると・・・

まるで尺物のイワナの群れを発見したような達成感です。ま準天然と言う事ですが、これは立派な椎茸・・・・さすがに僕でもこれは分ります。人数分の確保が出来、盛り上がりました。

例えは違いますが、乗合船で船べりに上がってきたアジを見て、パブロフ犬状態になる様に、網で焼いた焼きシイタケの映像がポンッと出てくる程の嬉しさでした。その後もMさんの指導と皆さんのあくなきチャレンジで、3時間ほどのきのこ探索の成果は素晴らしいものとなりました。

買出しに街に出て戻ると、Mさんが全てのきのこを更に図鑑とニラメッコしながら選別しています。もう皆興味津々で夜の食材になりうる山の幸を見つめます。

かさや袴に着いた土や、葉を丁寧に取り除きいよいよ料理タイムへ・・・・ゴクッ生唾が!

[ オフ会 ] 投稿者 daikyu : 00:01 | コメント (14)

2006年09月22日

秋の改装しました・・・・

ブログ内を改装いたしました。拘りのアウトドアグッズの紹介をしていく『Heavy Duty』、イベント情報などを更新していく『Topics』などを新設しました。それぞれのコーナーのトップ写真は槻の池の桟橋の写真と共に斉藤直樹さんのご協力を頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。

[ 更新しました! ] 投稿者 daikyu : 19:05 | コメント (0)

2006年09月20日

葦際のダイニングルーム

秋田最終釣行となる計画は、栃木組と東京組の2台で合流する形で東北道を北上することになった。片道600km、6人2台の釣り中心のキャンプツアーの始まりだ。下り坂へ向う天気と秋へと気配を増す状況から、ヤマメを意識した川の選択をした。

変化の乏しい瀬の続くこの渓は一見、秋田まで来てここ?と思ってしまうのだが、そのポテンシャルは過去の釣行から紐解いても僕の中でのかなり上位にランクされる名渓だ。葦際を丁寧に探るのは集中力と技術も必要だが、遡行のし易さから長旅の疲れの調整にも向いている。

田園風景の中を縫う様に流れる渓。くるぶし程の深さでも流れの筋さえあれば、魚が着いている。日中は葦際数センチのドリフトが、捕食スイッチを押すカギになる。この葦際のダイニングルームこそが、彼らと僕たちの接点だ。

この数センチのアプローチがゲーム性を高め、してやったりと言う感覚をもたらしてくれる。イブニングになれば大胆にこの葦際から抜け出してヒラキで捕食をするのだが、秋が深まりハッチが日中に移行する事を期待しての、入渓だ。

丁寧にフライをトレースしていると、モコッとフライは消し込まれた。ポンッと竿を立てると浅瀬を猛スピードで走った。今日イチサイズのようだ。ネットインしたのは凛としたヒレと盛り上がった上半身が素晴らしいイワナだった。

全体に変化が少ない渓相だけに、意外なサイズが潜んでいるアンバランスさがこの渓の魅力だ。控えめな白点と、黄土色に近い体色が印象的。緩めの流れでたっぷり栄養を取って育った里川育ちだ。コカゲとガガンボのスローなハッチに、せり出した葦際からつい上ずってしまったという感じだった。

今度は来シーズンの予備軍サイズが飛び出した。来年の7月頃にはバッドからロッドを絞るようなサイズに育って、また僕たちをキリキリ舞いさせてくれるだろう。頬に紅を染めたような紅色が側線際に続く綺麗なヤマメだ。

雨が殆どないせいで、水量は少ないが水の冷たさと魚の活性、何より紅葉の様に染まったヤマメの体色が秋の深まりを感じさせてくれた。

合流したterryさん、ochくん組がピースマークを作っている。泣き尺サイズのヤマメに恵まれたようだ。今日のキャンプは彼のギャグに磨きが掛かって、楽しい宴になるに違いない。

着替えを温泉でする事にして、サイトからほど近くお湯の熱さが半端じゃない250円の日帰り温泉に向う。僕の中の釣れる条件のひとつ、『日帰り入浴の料金が500円以下である事』の条件通りのこの温泉は、ひなびた共同浴場。風呂に浸かった瞬間のアーッというオヤジ独特のうめき声が漏れた。

葦際に戻った魚も今頃同じ様にアーって言ってるかもしれないね・・・・

[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 06:46 | コメント (20) | トラックバック (0)

2006年09月19日

秋田本流山女

秋田の本流の山女狙いから戻りました。結果は狙い通りのネイティブに出会うことが出来ました。それにしても本流で育まれたボディとパワーは凄まじいものがありました。後日エントリーしますのでお楽しみに・・・

[ フライ ヤマメ ] 投稿者 daikyu : 04:18 | コメント (8) | トラックバック (0)

2006年09月15日

石徹白C&R区間清掃会と納会

Rollyさんのブログに遊びにいったら、こんな見出しと素敵な写真があった。紅葉した山と峠川のC&R区間の清掃会のお知らせだった。何か動きたい・・・文中にリンクをしてと書いてあったので早速画像を頂き、エントリーです。納会もやるそう・・・何だか楽しそう・・・

本文とブログにはエントリーのハイパーリンクから行けますのでぜひコメント入れてくださいねー!Rollyさんがんばれーいいぞー。23日は僕たちは木曽の開田高原できのこ採りとFFを楽しむ会をしています!イトシロとキソで楽しい花火の饗宴ですね!

ちなみに私は最後の秋田禁漁前調査に行く事になり、18日までPC環境から離れます。これも大切な事と思っていますので、遊びに来てくださった皆さんにはRollyさんやコメントくださる方の所へ、毛鉤を打ち込んで沢を上っていくようにFFワールドに浸って下さい。

以下の文章は、Rollyさんのブログからコピペしてまいりました。よろしくどうぞ!

石徹白川C&R区間清掃会&納会のお知らせ♪
紅葉の穴場かな??

写真は、昨年11月上旬に撮影した石徹白川本流の風景です。
この年は山の色づきが悪かった、、、のですが、まぁまぁの
染まり具合ですね。石徹白も見事な紅葉が本来は見られます。
秋は秋で峠川の産卵風景や白山参拝、、、など魅力に溢れる
処なんですよ~!

あ、写真がヘタクソなのでその臨場感伝わり
にくいかもしれませんが(^^;

そんな訳で、今年も秋の清掃会を行います。ぜひ皆さんのご協力をお願いします。

日時:10月29日(日)AM:9時30分~午後4時ごろまで。小雨決行。

集合場所:峠川C&R石徹白シャーロットタウンスキー場駐車場。

持ち物: 軍手、ウエーダー、火バサミなど・・・。

なお、昼食は参加の皆様より500円ほどのカンパを頂き、
何かを作ろうかと考えています。
ボランティア故、協賛ナシ、予算ゼロのためご協力ください(汗)

※本年度より現地の「ゴミの分別」が細分化されたため、
より多くの方のお力をお借りしたいと考えています。

連絡先: 本ブログの当エントリーのコメント欄にて表明ください。

もう一つご連絡です。
来る23日(土)、過ぎ行く’06シーズンを偲んで石徹白仲間の納会を
行いたいと思います。当日はイブニングまで釣りをした後で白鳥町向小駄良の
「だるまや」にて午後7時半より皆さんで盛り上がれたら・・・と考えております。
今シーズン、釣り場で顔をあわせた皆さん同士、より一層の親睦を深めませんか?

事前に参加表明していただければある程度席の確保を事前には行う予定ですが
当日は、イブニングの時間帯にはキャンプ場プール辺りから峠川銀座に
掛けてのどこかにいますので、「オレも行くわ!」と声を掛けてください。

追伸:皆さん、当エントリーをリンクしていただき皆さんのブログや
HPなどで清掃会も納会も呼びかけていただけると幸いです。
宜しくお願いします!!!

[ 人の縁 ] 投稿者 daikyu : 22:37 | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年09月12日

畑のメトロン星人

深夜3時、秋田最北の渓でイブニングを楽しみ、東京に戻った僕は釣り券を買った商店で頂いた完熟トマトをつまみにビールをおつかれーっと飲っていた。この切り口が何かに似ていると思ったら、息子の好きな怪獣のメトロン星人だった。程よい疲れと美味しいトマトの甘さで僕の身体はメロメロ星人になって行った・・・・

メロメロ星人になった原因は、程よい疲れと楽しかった釣りの回想にふけっていたせいもある。期待した渓は想像以上の渇水だった。ポショッとそれは見落としそうな小さなライズから始まった。辺りは夕暮れ迫る畳2畳分ほどの小さな浅いプール。程なく2世代目のコカゲロウのハッチが集中して起こり、水面は至る所でのライズとなった。ところ狭しと7~8匹がライズを繰り返す状態となった。

最初は20cmに満たないサイズのヤマメが3連続で出たがブリッとして元気が良く、楽しかった。かなり活性が上がっているがレーンを外れるとフライには出てくれず、少し薄暮が進んだ中での視認性を考えてフライを変えられないジレンマになりそうだった。

同じように静かなライズの一匹がフライに出た。ヨッとロッドを立てるとゴンッと鈍く重い感触・・・と思ったら膝下ほどの水深の瀬を走り回りだした。オッオッと思わず声を出しながら更にロッドを立てて寄せるが、強烈なファイトは弱まることを知らない。

暗めの底石、薄暮の夕暮れの中で曲がったロッドとバレナイでーという気持ちが少し白く見え出した吐く息とともに漏れていく感じ・・・ようやく寄って来た。イワナだ。無事ネットインして安堵感と喜びがこみ上げる。

isoくんは下流側から上がってきているので、僕しかいないそのプールでうっししとニヤケテしまった。尺はありそうだ・・・その上気になる渓での予想以上の釣りに嬉しくなってしまった。

まだライズしている水面を見ながら、ネットに魚を生かしたままフライを慌しく乾かす。自分でも不思議なほど手際良く素早くフライが再生出来た。乾燥剤とフロータントでシャキッとなったフライが手前の浅瀬のレーンを流れると、モコッと出た。

オシッと立てたロッドにはまた良型がのった・・・おっとっととかオイオイとかやベーっとかシーソ-ゲームの様相をあらわす言葉が僕の口から連続して出てくる。シャープな走りと強烈なファイトにボルテージがあがって行く・・・・

白い腹とツルッとした背中が見えて、ヤマメであることが分り一気にランディング!これは2ショットチャンスと、先程のイワナと並べて計測すると31cmの指が回りきらない体高のグッドなイワナとファイトが素晴らしく完璧な体形のヤマメは27cmだった。

この渓との相性は良いのだが、興奮してしまった。秋田の渓は20日で禁漁となる。関東も朝夕はかなり涼しく、一雨ごとに更に涼しくなる事を思うと、日中へのハッチの移行が期待出来るかも知れない。週末の計画にもう一度この渓を加えたいと思うこの頃なんですが、宇都宮県とギンザのお兄さんいかがでございましょうか・・・・区間3分の1の運転はお約束します(笑)

思い出はキレイにとっておきたいと言う心に、またいい思いができるんじゃないのと言うスケベ心が勝ちそうだ。うまく行かないと分ってるのに、この動き出したローリングストーンが中々止められない・・・・

[ 投稿者 daikyu : 05:19 | コメント (19) | トラックバック (0)

2006年09月10日

キャンプの朝

楽しい釣りの後は温泉に浸かって、近くのサイトでキャンプをした。東京から買い出した食材を炭火で炙り、初秋の夜長を楽しんだ。買出しで気になった釧路産刺身用秋刀魚一匹90円は炭火の上で塩焼きとなって4人の胃袋に納まった。サイトにあった広葉樹はランタンスタンドとウェーダーを干すのにちょうど良い高さと枝の張り具合だった。翌朝はモソモソと6時30分頃には皆起きだした・・・・

今日は昨日の渓の竿を出していない区間をやって、4時頃から十和田ICから至近の気になる渓をやる予定だった。起きがけの重い頭と身体をゆっくり起こしてキャンプ道具を片付ける。昨日の夜もすっかり飲んでしまって、Mさんも僕も酒が少し残っている様ですねと笑った。何となくボーッとしていたが、樹に掛けていたウエーダーを履くといつもの事だが臨戦態勢になった。

2人づつに分かれて入ることを確認して、再度昨日の渓に向かう。norizouさんとisoくんのコンビに入る場所を決めてもらい、僕達は下流部に狙いを定めてやはり小さな沢沿いに入ることにした。なんだか天気が良くない。霧雨交じりの中を2時30分に林道に上がって拾ってもらう約束で入る。

入渓してすぐ良い深瀬がある。左岸側に良い底石が並んでいて魚の気配がするポイントだ。Mさんの見ている前で尺クラスのイワナがガボッと出る。ヒョイッと竿を立てるがスッポ抜け・・・クーッ良いサイズだったのに。ま最初だからいいかっと気を取り直すも、実はこの日の最大が最初のポイントと言う感じになってしまった。

その後突然強くなった雨足のせいなのか、300m近い区間が全くの無反応だった。天気が回復してようやく日差しがでてセミの鳴き声も戻った位の時間からボツボツと反応が出始めた。左岸側から沢が流入している下流側にある良いプールに出た。

ここで交替しながら6匹のイワナを掛けた。この上流からはにわかに反応が戻り、Mさんには泣き尺も出るほどだった。相変わらず日中は秋と言うよりも、真夏の太陽が照りつける状況では、日陰に分があり、時間の経過とともに水が温く感じられ、日陰と水通しのよさがキーになって行くばかりだった。

待ち合わせより早く現れた二人は先行者に悩まされた様子で、川を変えたいという感じの様子だった。眠くなるペースの地元車を適当にかわしながら、十和田ICそばの渓に戻ったのは4時を回った辺りであった。イブニングを楽しんで帰途につければ最高だ。約束の時間までのひとときを思い思いの場所へ分かれて、涼しげな川原へ向かった。

[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 20:12 | コメント (13) | トラックバック (0)

2006年09月08日

楽しいーっ!

眠れない出発前夜、想像を巡らすタイイング、ひた走るハイウェイ、天然の森、豊かな水、釣り上がりのワクワク感、記録に残る一匹、記憶に残る一匹、旅で出会う人、地域の名産品、仲間との会話、夜の宴、後ろ髪を惹かれるような帰途・・・・釣りに求める楽しさは様々。反省はしないが、後悔する性格上周辺を楽しめる事抜きには釣りを語れない。

オヤジ化の波が来ているせいか、ここのところ特に釣りの周辺に拘る様になって来た。もちろん釣りそのものも覚めやらぬ熱の上がり具合はそのままなのだが、釣れても釣れなくても楽しく終わりたいと先に保険をかけている様なところもあるかもしれない。

釣れないと寂しいのは釣りに対してであって、その後は楽しく過ごせれば翌日の釣りにも後を引かないかもしれない・・・と思いたいが、人間の出来ていない僕はよい魚をバラしたり、合わせ切れした日の夜などは、ニコニコしていながらふとした瞬間にその映像を思い出してクヨクヨしている。

そんな時、釣りの調子が良いMさんが熊も驚くような声で『楽しいーっ!』と叫んだ。僕も何匹かを掛け、同じように叫んだ。腹の底から声を出す事は大切だと感じる瞬間だ。叫んだ後は森のフィトンチッドが更に身体に浸透していく様に感じる。

この日のMさんは絶好調だった。カメラを構えていると良い魚を掛けた様で、離れた位置からでもロッドが弓なりになるのが見えた。水面に見えた魚はかなり大きい。緊張と歓喜の入り混じった独特の瞬間・・・何度見てもうれしい。

先に行くに従い細くなっているリーダーの様に、この出会いのために魚も僕達も運命的に細い糸を辿ってピンポイントで巡り合っている。そんな出会いだからこそ大切にして行きたい。

ランディングしたイワナは優に尺を超えて、本日仲良く2匹づつの尺となる一匹だった。笑顔が満足度合いを表しているとするなら、今日イチの笑顔だった。ネットに曲がったイワナの重さが伝わるようで更にうれしさが増幅する。いやー今日は出来すぎですよMさん!こんな日があるとヤな事も吹っ飛んじゃいますよね・・・・

僕も7寸のイワナをランディングして、色んな角度から眺めていたらより一層愛おしくなった。このイワナ達が元気に泳いでいる渓がいつまでもある事で、僕達も元気に生きていける。自然の与えてくれる力に感謝するという事はそういう事なのかも知れない。

顔を上げるとMさんの竿がまた曲がっている。笑っている顔が遠目にも分った。イワナちゃんこれからも僕達をよろしくお願いいたします。

[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 07:31 | コメント (10) | トラックバック (0)

2006年09月06日

秋田の森で初体験

未明の東京を出て6時間、いよいよ林道から渓へのアプローチ。しばらく上流を目指すと、林道と渓がかなり離れる。数本しかない沢を降りて入った初めてのポイント。見るからに素敵な渓が豊かな森に包まれて流れている。このワクワク感はうまく言葉で表せない・・・・写真追加しました。

最初のポイントでいきなりMさんが32cmの野生を掛ける。ヒレが大きく、頭もデカイ。思わず笑みがこぼれる。沢をつたい苦労して下りて来た甲斐があった。交替した僕も気合が入る。

水の緑が美しく映るプールにフライを乗せる。反応がなく、どうしようかと思い、奥側の垂れた枝の前に続く筋沿いをトレースしてみると、ゆっくりと浮上したイワナがスポッとフライを飲み込んだ。

こちらはちょっと痩せていたがやはりワイルドな31cm。2本連続の尺イワナに2人ともゴキゲンである。さらに交替したMさんにも出たが乗らず、もう1つ上のポイントへ。広葉樹で出来た日陰の深瀬のヒラキは逆光気味になっている。ブラ下がり系のテレストリアルの12番が逆光の部分に差し掛かかると、ゴボッと言う水飛沫と共に消えた。同時に立てたロッドに強烈な引きが伝わってきた。

見えない魚は上流に向って差し返すほどの強さ。2番ロッドをためながら寄せてくると、オッというサイズ。今度はコンディション抜群の30cmだった。秋の気配がせまる時期、イワナの活性はすこぶる良かった。日中の日の高い中で気持ちの良いFFが出来るのはやっぱりいい。汗をかくことが気持ちよい位だった。


『3連続ホームランみたいな感じですね!』と言うと、上流でロッドを曲げたMさんが7寸級を掛け『センター前ヒットだったよぉ!』とおどけた。その後は9寸のいかついイワナも混じる。目と口が凄く大きい。他の魚よりも多くの餌を捕食出来るからなのか、スレと見紛う程のひと際強烈なファイトだった。

長年渓に来ているが二人で3連続の尺なんて言う事は初めてじゃないの?とMさんと笑って話した。今日は緑の森に笑い声が似合う日になりそうだ。渓を抜ける風が最高に気持ちよかった。

魚無連絡です!秋のきのこ企画BBSに改めてエントリーしました。連絡事項はこちらに追記していきますので参加者の皆さんはこちらをご覧下さい。ほぼ定員になりました。

[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 10:47 | コメント (17) | トラックバック (0)

2006年09月04日

秋のキノコ狩り&FF 続報②

秋田でのFFキャンプ釣行から戻りました。残暑の中でしたが、秋らしい気配も少し出てきている中面白い釣りが出来ました。続きは順次更新していきます・・・
開田高原企画の件、本日きのこ料理師のMさんと詳細詰めましたので、そちらをメインにご案内いたします。

23日(土)は現地12時集合です。集合場所の開田高原の道の駅は出来れば写真付でご案内します(後日)お蕎麦を食べながら皆さんでご挨拶して頂いて、早速きのこ&山菜の食材探しと釣りに出掛けます。

午前中Mさんと現地で合流して、状況を調べておきますので食材探しの旅から16時頃には上がり、日帰り温泉のやまゆりの湯で汗を流して、17時頃からOさんの柳又にあるログ別荘に入ろうと思います。

メニューはきのこと山菜を使った料理(たきこみご飯や鍋もする予定です)と、Mさん特製の燻製の差し入れもあるそうです(当日のお楽しみ)お酒は生ビールサーバーが別荘にありますので、生樽を仕入れておきます。水割り用の焼酎、氷などは仕入れておきますので、それ以外のお好みのお酒は各自持ち込み歓迎です。

翌日は皆さんのご要望により、渓を一緒に歩きましょう。12時頃現地解散の予定ですが、継続して釣りをなさる方も、ゆっくりお帰りになるもご自由に行きましょう。

あまり決まりのないゆっくり出来る遊びの二日間と思っておりますので、皆さんと楽しい時間が過ごせればと思います。改めてログ別荘を解放してくださるOさん、きのこ名人の活躍を期待していますMさんのお二人に感謝申し上げます。

木曽はそんなにたくさん大きいのが釣れる場所ではないですが、気持ちの良い秋の高原を感じながら過ごせればと思いますのでよろしくお願いいたします。

[ フライ>いわな ] 投稿者 daikyu : 07:46 | コメント (20) | トラックバック (0)

2006年09月01日

秋のきのこ狩り&釣り in 開田高原

今日から9月、開田高原の夕暮れです。昨年の同じシーズンに撮りました。ようやく涼しくなってきましたので、秋らしい企画を考えました。9月23日(土)、24日(日)に源流釣り師のMさんをお迎えして、きのこ狩りと料理、釣りと宴会の集いのお誘いです。

Mさんはfreebirdさんの紹介で春に燻製教室をして頂いた方で、源流釣行と山菜ときのこ採り、そしてその料理と私にとっては歩くチューボーですよ!みたいな方です。気さくな人柄で、超有名源流師の方とも親交が深く、私もお店に一度連れて行って頂きました。そんなMさんがきのこ狩りと料理を教えて下さいます・・・・

今回のベースになるのは、塩尻在住で大変お世話になっているOさんのログハウスの別荘を開放して頂ける事になりました。直前エントリーでもご紹介した渓に行った時も泊めて頂きました。とても快適なお住まいで、高原の爽やかさと相まってとても気持ちの良い時間を過ごさせて頂きました。

2階建ての母屋、ウッドデッキに納戸と全てご本人の手作り。4年の歳月を掛けてご家族で建てたログビィルディングの過程をお話しを聞くだけでも価値があります。

今年は雨が降っても楽しめる様にと屋根付きのバーベキューハウスまで作られました。その素晴らしい創作と意欲に脱帽しました。初日に採れたきのこ(採れると良いのですが・・・)と美味しい料理を囲んで、秋の夜長を楽しみましょう。

翌日は車で10分も走れば、良い渓がたくさんあります。タナビラとヤマトに遊んでもらいましょう。釣り方問わず集まってワイワイやりましょう。

この写真は昨年の9月に2世代目のコカゲロウのハッチに誘われてライズしていた、9寸のタナビラです。こんな魚にもうまくすれば逢えるかもしれません。この時期は浅い流れも見逃せません・・・

参加は限定先着10名までとしたいと思います。このブログに書き込んで下さい。割り勘の会費制になると思いますが、詳細は休み明けにまたお知らせします。
(会費は3000円前後だと思います)

今晩から東北へ向おうと思います。どうしても竿を出しておきたい渓があります。4人のキャンプ釣行です。コメントの返信は休み明けの月曜日にさせて頂きますのでよろしくお願い致します・・・・

[ 旅>美味しい料理 ] 投稿者 daikyu : 21:15 | コメント (10) | トラックバック (0)