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2006年07月29日
マタギの里へ
峠道を越えるとマタギの里に入った。ご主人がマタギである旅館で予約を済ませ、残り2時間余りのFF。今にも泣き出しそうな空だった。深い谷に覆われた深めのプールの流れ込みにある、一抱えほどの巻きに入って彼は待っていた・・・・
32cm、マタギの隠し沢と言うのがあると言う事を聞いたことがあったが、雰囲気はマタギの隠しイワナという風情だった。いかつい顔は一見ワニのようにも見えた。そんな末裔のイワナがフライを咥えたのかも知れない・・・・
これは阿仁の道の駅にあった、カケルくんというマタギのキャラクター。矢口高雄さんの作品だ。そういえば前日まで滞在していた湯沢の隣町増田町は矢口さんの故郷。小町山女とマタギ岩魚、一見関連が無いようだが秋田出身の矢口さんが繋いでくれたご縁の様にも思えた。
釣りキチ三平を地で行く様な少年時代をすごした自分には、ベストの胸に着けた一平じいちゃんとゆりっぺが心なしか笑っているように見えた。明日は気持ちの良いぶなの森でキャンプの予定だ。
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2006年07月28日
魚が湧く日
山間から夏の日差しが差し込んだ。梅雨の晴れ間は魚の活性が上がり、湧くと表現されるような状態になることがある。この日の天気はまさにそれを予感させるものだった。宿を出て、渓に向かう僕達の活性もかなり上がっていった。
しかし、そこそこイワナは遊んでくれる感じだったが、思っているようなサイズには届かない。ロールキャストのラインの様に気持ちだけが空回りする。一緒に渓に入ったBzヘッド先輩も『何でだべ?』と首をかしげる。syatyouさんも同じく苦笑いと言う感じだ。
『期待ははずれる、予感はあたる』と言うコトバが頭をよぎる。こういう時岩に腰掛けて一服なんて人もいるんだろうが、タバコを吸わない僕は、ふーっと大きく息をついた。すると気持ちの良い森の空気が体の中に入ってきた。
気を取り直してフライを流れに浮かべるが、ここぞと言うポイントを何事もなく通り過ぎるそれを見て、独り言が多くなった。そんな事が何度か続くとさすがに集中力が持たなくなる。何度か林道に上がり、また渓にと言う繰り返しのあとは、谷を変えても見たが何故か良い反応には恵まれなかった。
『まこういう日もありますよねっ!』と自分に言い聞かせるのが殆どと思われる言葉を発して区切りをつけた。早めの反省会はそれはそれでまた楽しいもので、昼のことなど忘れて盛り上った。
翌日は崩れそうな天気を見越して北上することに。Bzヘッド先輩のお店で田沢湖への裏道を聞き、整備された農道を飛ばしていく。途中2時間ほど寄り道した渓も増水と小雨交じりの強風で振るわなかった。
この天気だと沢の渓魚の活性は中々上がらない。そこで移動の途中にある開けた里川で一時間だけ竿を出した。ブリッとした20cm弱の山女が2匹相手をしてくれた。んー今ひとつ・・・・
さぁ時間がない・・・急いで車に乗り込み峠を抜けて、マタギの里を目指した。
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2006年07月26日
小町ふたたび・・・・・
林道脇に今回同行の森とさかなのHPのsyatyouさんのキャンピングカーを停めて準備をする。後部座席のベッドルームで仮眠をさせてもらい、高速を降りたところで交代。小一時間ほどの運転で渓につき朝から竿を出す事が出来た。心配した雨は持ちそうな感じだ。朝ご飯を川原でほおばり、syatyouさんとカメラマンのSさんとマイナスイオンの渓へおりた・・・・
それは突然やってきた。堰堤下の巻きで出遭った小町山女。泣き尺と言うより、うれし泣き尺と言う感じだった。何故ならば前回この渓でフライをかすめて行った山女の映像がどうしても離れなかったからだ。宿に戻っても、帰りの車のハンドルを握っても、そして東京に戻っても・・・・
そんな時間と距離と想いが実った感じ。尾鰭の赤、尻鰭の白、胸鰭の山吹のバランスが美しかった。リリースした山女が流れに消えて行くのを見ていたら、脳裏に流れていた映像の中の山女だけがゆっくり消えて、流れる渓だけが残った。不思議な感覚だった。
幸先良いスタートに気を良くして、釣り上がったが、その後はあまりぱっとせず、もう一方の谷へ。しかしこちらも思わしくなく林道に上がった。
林道わきの緑の草むらにひと際彩りある、むらさきを見つけた。紫陽花は梅雨のしっとりした空気にあって映える花だ。カメラをベストの背中から取り出して、しばし撮影タイム。今日は最初の一匹のおかげで、花や森を見る余裕が随分ある。
夕方から秋田の友人のBzヘッド先輩のお店にお伺いすると、湯沢市のおまつりで並べるきれいな飾りが置いてあった。時代は違うかもしれないが、秋田小町はこういう感じだったんだろうと勝手に想像をして、美味しい料理に舌鼓を打った。
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2006年07月24日
秋田から戻りました
東北ロードより先ほど帰りました。来年2号に渡って掲載予定の某誌の取材で梅雨の晴れ間を狙って旅してまいりました。驚くような魚や人との出会いの連続が旅を有意義なものにしてくれました。詳細は追って更新いたしますので、お楽しみに・・・・
[ フライの雑誌 ] 投稿者 daikyu : 02:01 | コメント (20) | トラックバック (0)
2006年07月18日
東北キャンプ釣行計画
7月29日(土)、30日(日)の二日間東北でのキャンプ釣行の第3弾を計画します。おそらく梅雨も明けるかという感じの頃ではないでしょうか・・・気持ちの良い森で楽しいキャンプと釣りをしたいと思います!そこで今晩から、23日までちょっと下見に言って参ります。会社には3日間のボランテイィア休暇の申請を出しました・・・ちょっと留守します。よろしくご査収の程を(笑)
[ アウトドア>キャンプ ] 投稿者 daikyu : 22:10 | コメント (11) | トラックバック (0)
2006年07月17日
軽トラックのおじさん
日中小町山女と遊んで、夜は同行のMさんと現地のBzヘッド先輩とMさんの3人で美味しいお酒を飲んだ。先輩の家に泊めてもらい、翌日の朝はゆっくりと起き車で一時間弱のこの渓に来た。曇り空だが今日の天気も何とか持ちそう・・・・
舗装道路から林道に入ると先輩がマニュアルの四駆のシフトレバーをカーブごとに操作する。その何とも言えない懐かしい間を感じながら、橋のたもとの入渓点に着いた。着替えをしていると、青い軽トラックがやって来て、橋の上に止まった。
何やら下を覗き込んでいるので、釣りのおじさんかな?と思っていると一抱え程の大きさの袋を開けておもむろにドボドボッと川に落としている。何かなと駆け寄ると、イワナの幼魚(7cm~9cm)を放流していた。
『イワナ放流してるんですね!』と話しかけると『イワナ、○△■☆・・・放して△×◎◇・・・・』とイワナと放しているという単語以外は理解出来ない純秋田弁が返って来た。でもおじさんはニコニコしながら、この後もう二袋を上流に行って放すと言うような事を言い残して青い軽トラでブーンと行ってしまった。
この辺は放流をしていないと思っていたのだが、地元産のきれいな幼魚の放流を見て、心が暖かくなった。気持ちの良い光景を見て、川に立つと梅雨空で少し湿った空気も清々しく感じた。元々水が豊富な渓だが、少し増水気味のようだ。
この渓の特徴は、森のグリーンと水色のエメラルドグリーンが美しく、この時期はイワナが小さなテレストリアルにライズしている。サイトの釣りも出来、数、型ともに狙える美渓だ。
しばらく釣り上がると50mはあろう大きなプールの流れ込み付近に良い巻きが見えた。Bz先輩が投じたドライフライが巻きに乗って、反時計周りに回るとスパッと吸い込まれた。スローな2番ロッドがバッドから曲がり、流心に乗って良いファイトをしている。
僕も交代してすぐ上流の対岸で掛ける。上流のプールでMさんも竿を曲げている。3人はこうして放流おじさんの努力の甲斐もあり、楽しい釣りを続けた。この水量は源頭で降った雨のせいなのか、ウェーディングしていると7月半ばと思えない程冷たい。
鳥海の山肌に降った雨が雪代も運んでいるに違いない。そのせいかサイズはいつもより小さめで、大きくても9寸を越えなかった。先行者は無さそうだった。水温の低さが、大きなイワナの活性を下げたのだろうか。
今日放たれたイワナも水の冷たさに少々驚いていたかもしれない。何年後かに大きくなってあのイワナ達に逢えたら、『青い軽トラの、○△■☆・・・△×◎◇』と本格的な秋田弁で話すかも知れないなと考えたら、楽しくなった。
[ フライ>いわな ] 投稿者 daikyu : 17:20 | コメント (18) | トラックバック (0)
2006年07月13日
森を投影した山女
肩で息をしている感じの山女の綺麗さに見とれながら写真を何枚も撮った。東京に戻り写真を見ていてハッと気づいたる。偶然にも広葉樹が水面を通した山女のボディの上に写っていた。昨日のエントリーで『森を投影したような模様と・・・』と書いていたのでうれしくなった・・・・
昨日は全く気づかなかったのに今日になりハッとするような瞬間がある。心の変化や感じ方で色んなものが見えてくるという証のようにも感じた。木曽で生まれ育った高校時代までは、森の緑や水は綺麗なのが当たり前だった。魚とりも、水泳も、そして釣りを教えてくれたのも森の育んだ川だった。改めてこの森を見て今学ぶことは計り知れない。
この山女はコンクリートジャングルを知る由もない。もちろん知らなくていい。彼女が知るのはこの天然の広葉樹のジャングルだけでいい。それに引き換え僕は両方の空気をすって知らぬ間に都会人然として、都合の良いときだけ彼女達に逢いに来る。こう書いていると自分がワルに思えてきた・・・
この山の木がもしも全部伐採される様な事になったら、山は保水力失い、土砂が流れ、川はひとたまりもないだろう。ネイティブな魚が棲む環境が保全されていて、そこに踏み入って釣りをしていると言う事、この感覚を忘れないようにしたい。末永くこの釣りを楽しむためには必要なこと。今回の偶然の賜物の写真も、在りし日の奇跡の様に思うことにならない様にしたいものだ・・・・
[ フライ>あまご ] 投稿者 daikyu : 17:00 | コメント (12) | トラックバック (0)
2006年07月12日
小町の里の夏山女
国道をはずれて渓沿いの道を下ると、意外にも舗装された小道が上流まで続く。入りやすさもあり何台かの先行者の車もある。一度上流まで行き、竿抜けの区間で車を停めた。今日は釣友のMさんと今年初めての東北釣行だ。晴れ男のMさんのおかげか雲行きを見る限り雨にはなりそうにない。長袖の開襟シャツ一枚で渓に立つと木漏れ日が朝の挨拶をしてくれた。
少し減水した様子が川原の石についた水面の跡で分った。水量と渓を覆う河畔林の張り出し具合から、DOSテレの#14を結んで、浅いヒラキや土手際のエグレなどを中心にトレースする。
しばらく釣り上がると渓は二つに分かれて、左岸側へと続く本流筋に入って間もなくのプールで今日初めての山女が顔をだした。倒木がプールを縦断するような格好で入っている脇で小さな飛沫と共にフライが消えた。
独特のローリングするファイトの後下流へ走って、良いファイトをした。この渓のヤマメは特にキレイという話を聞いていたが聞きしにまさる美しさで、美しい森を投影したかのような模様と、均整のとれた魚体はまさしく小町の里の夏山女と言う風情だった。
しばらく1匹交替でイワナとヤマメの混生の渓を楽しんだ。この渓のこの日の主役は8寸以上のヤマメのようで、イワナは決まって7寸まで行かないサイズにとどまった。期待した尺にせまるようなサイズはそれまで顔を見せなかった。
上空が開けた瀬の連続するポイントに出た。遥か山の上に国道が見える。いつも目的の渓に入るとき車の窓から気になり覗いていた渓に今立っている。
そこは護岸された跡が水の浸食によって崩れ、魚の良い着き場になっていそうだった。左岸に立ち瀬と手前の岸にラインを落としてドラッグを回避しながら1投目。フライがゆっくりとポイントにさしかかると、水色よりも少し濃いグリーンバックの魚影がスッと浮上してサクッと音がする位軽く水面上のフライに出た・・・もちろん反射的に右手は後方に動いたのだがそのままスッポ抜けてしまった。
『あーデカカッタ!・・・』余裕で9寸より上、もしかすると尺と言うようなヤマメだった。逃がした魚は・・・と言うフレーズが出てくる様な瞬間。間違いなく口の中に吸い込まれたはずだったが。3回は同じフレーズが頭の中で繰り返された。
フライをアントの#16に落としてもう一度・・・・フライがポイントに差し掛かると今度はフライに少し着いて行く様な形で浮上して少し突付いた。今度は食ってない・・・・警戒されてしまった。その後は手を替え品を替えたが何も起こる事はなかった。
何処までも平坦で高い位置で広葉樹が渓を覆うFFマンにとっては理想郷ともいえる渓。初めて入った渓でもこういう場所があるのだから、森を見て渓を探せばまだまだ良いところはありそうだ。しかも大きなサイズに胸を躍らせてドキドキした。
交替してMさんが釣り上がると、すぐにロッドが曲がった。僕はあの掛けられなかったヤマメの姿が脳裏に焼きついて離れなかった。でもしかするとそれを上回る様なシーンにこれから巡りあうかもしれない。淡い期待をするのは果敢ない恋にすがる男の性のようでもあった。
後程なくして、先行者の影響か良いポイントからは極端に反応が乏しくなった。空を見上げると広葉樹の間から陽の光が差し込んで、きれいな渓がさらに輝いて見えた。それとなくMさんと目を合わせると、そろそろ頃合かなという感じになり、渓に寄り添う様に着いている林道に上がった。
あの小町山女は心のどこかに映像として残り、突然記憶の中から蘇って都会の汗ばむ喧騒の中で一服の清涼剤となるのだろうか・・・映像がリフレインし悔しさで違う汗をかく事になるかもしれない。その時には、あの渓でもう一度ロッドを振らなければいけないと思うのだろうか・・・本当の意味で汗がひくのはその時なのかもしれない
[ フライ>あまご ] 投稿者 daikyu : 07:21 | コメント (23) | トラックバック (0)
2006年07月11日
秋田小町ヤマメ
[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 05:04 | コメント (16) | トラックバック (0)
2006年07月07日
FRブログコンテスト企画
ご縁があり、FR誌のフライのブログコンテストなる企画の審査員をすることになった。増沢信二さん、佐藤成史さんという大御所お二人とご一緒にと言う事だそうで、何とも楽しみである。ブログを始めて一年ちょっとだが、色んなご縁が広がっている。
このFR誌の企画はフライフィッシングのブログをデザイン、アイディア、写真、内容など様々な面から審査して日本一のブログを決定すると言うこと。フライフィッシングのブログだけでも何万と存在していると思うが、ぜひこぞって皆さん応募して頂きたい。
募集要項はフライフィッシングに関連したブログである事が条件で、エントリーは7月31日までに住所、氏名、年齢、電話番号、ブログアドレス、アピールポイントを明記して、flyrodders@chikyumaru.co.jp のメールアドレスに送るとエントリー出来る。
ぜひリンク先の皆さんもエントリーしてくださいね・・・入賞者の方には豪華商品検討中だそうです。選考結果は9月22日発売のFR誌の誌上で発表予定だそうです。なお詳細は5月22日発売のFR誌7月号の86ページに掲載されていますのでご覧下さい。
ちなみに週末は秋田の釣り仲間と合流して、二日間楽しんできます。PCの環境があれば土曜の夜、更新可能ですが、基本は月曜の夜になると思います・・・
[ フライの雑誌 ] 投稿者 daikyu : 07:49 | コメント (12) | トラックバック (0)
2006年07月05日
東北釣行 最終章
最終日気持ちの良い釣り上がりをして、2回高巻きもして、もうすぐ大堰堤の下と言うところまで辿り着いた。空を仰ぐと緑と青のコントラストがきれいだった。二人で5時間は釣り上がっただろうか。イワナはそこそこの反応をしてくれた。
太陽の注ぐ瀬に目をやると豊かなブナを中心とした広葉樹林のミネラルをたっぷり含んだ、清冽な水が良質の川底を形成している。いかにも魚が棲みそうな底の様子だ。そんな中支流の流れ込むちょうど良い深さのプールに差し掛かった。
ochiくんが早速ヒラキから一尾を掛けた。コンディションの良いイワナだ。堰堤に近くなるに従ってサイズが良くなって来た。彼の2番ロッドもきれいな弧を描いている。飽きないほどにこの動作を今日はお互いにする事が出来た。
そして交代した僕はプールの流れ込みは支流との合流になっていて、大きな底石も見える筋にそってテレストリアルをトレースする・・・・ガボッといい感じでフライに出た。ギュンギュンとバッドから3番のウィンストンが絞られる。
手前に寄せてきたが対岸にある大石の下に逃げ込もうと抵抗する。スレ掛かりではないかと思わせるほどの引きをしたイワナはちょうど尺ではあったが、そのパワーの源はヒレの大きさから来るものだと言う事が感じられた。
この後二人とも今日は満足したねと言う事で、待ち合わせの時間より早く約束の温泉に入った。初日僕達のボーンヘッドで彼らに迷惑を掛けた事もあり、3時半には温泉に入り、涼しげな窓から入る風を受けて休憩所でうたたねをした。
ぐっすりと眠った訳ではなかったが、今回の旅の色んなシーンを回顧しながら陽の高いうちに、うたたねするのもたまには良いなと思った。当然仲間が合流した時には僕がそんな事をしたもんだから、かなり気持ち悪がっていた。
最後まで竿を出しているのがいつもの自分だが、秋田の気持ちの良い二日間が過ごせた事と程よいオヤジ化現象の訪れなのかと、いつもと違うのんびりした気持ちで今回の釣行のフィナーレを迎える事が出来た。
また気の合う仲間と訪れて、緑の中にうもれながら竿を出し、陽気に楽しむ事にしよう・・・・・
[ フライ>いわな ] 投稿者 daikyu : 09:10 | コメント (14) | トラックバック (0)
2006年07月03日
うれしいお便り
サンル川を守る会の橋本さんからメールが来た。今月北海道でチャリティイベントを行う旨と、今春にジャニス天国でチャリティに協力したお礼というコトで記念にシリアルナンバー入りのバナーを頂いた・・・
北海道の札幌に本拠地を置く、自然保護団体である『サンル川を守る会』はリンク先のnaoさんや、ぱみこさんのご縁で知った。真摯に活動を続けている様子が手にとる様に分るHPで、何か出来ないかと思っていた矢先に友人プロショップのジャニスでのイベントの案内が来て、これだと思った。
自分ひとりでは何も出来ないかも知れないが、来ている方たちに少しでもこういう活動をしている人たちがいる事を知ってもらいたかった。2日間のイベント中はかなりの方に協力して頂いて署名もかなり集まった。
自分もそうした活動に対して考える良い機会にもなり、釣り人生の中でのちょっとした転機にもなったように思った。
そんな中今回のメールで、先のイベントに刺激を受けたとのコメントがあり、自分なりにもうれしく思った。しかもこのかわいいバナーの記念すべき第一号を頂く事になりさらにうれしさがこみ上げて来た。
考えることも大事だが、何か一歩踏み出し行動する事の尊さの様なものを改めて教えて頂いた様な気がした。お近くの方はぜひ覗いて見て欲しい。リンク先のnaoさんの作品や、どうやらSHUさんの作品も出品されるようだ・・・・
このパタゴニア社主催のイベント内で、サンルのイベントが行われるようです!皆さんよろしくお願いいたします!
パタゴニア 札幌 屋外イベントのお知らせ
パタゴニア札幌 『ぼくらが地球にできること in 芸術の森 2006』
パタゴニア札幌ではこの夏、屋外イベントを開催します。札幌で活動されている環境団体の出展、移動カフェ、打楽器演奏グループがパタゴニアブースに参加予定。緑豊かな芸術の森で、楽しい夏の日を満喫しませんか。
■日時:7月23日(日)10:00~16:00
■場所: 札幌芸術の森(南区芸術の森2丁目75/tel:011-592-4125)
芸術の森アートマーケット「パタゴニア ぼくらが地球にできる こと in 芸術の森」スペースにて
[ 魚のはなし ] 投稿者 daikyu : 21:14 | コメント (18) | トラックバック (0)
2006年07月01日
マタギの里の渓で
晴れ渡る空、気持ちの良い渓、梅雨の合間をぬって大きなテレストリアルが似合うそんな快晴になった。まるで森から流れ出しているように見える渓。秋田でも有数な深い広葉樹林。森の恩恵を受けたイワナ達があきない程にあいさつしてくれた。まだ釣りは始まったばかり・・・・
今日も二手に分かれての入渓になった。深い森に囲まれてはいるが、渓自体はあまり勾配がきつくなく遡行も楽である。一月前に訪れた時は雪代で手も付けられない様な状態だった。
雪代に磨かれたであろうこの渓のイワナは、平水になった初夏の流れを楽しむようにヒラキに出て、僕達のフライを追った。1匹交替で釣り上がり、10分ほど上がった頃大きくて深いプールに出た。
そこでヒラキに見える大きな魚影を見つけた。スプークされないように手前の7、8m手前から狙う。最初昨日当たったDOSの8番をキャストするが鼻先で一度つついただけで咥えない。フライを12番のブラックのソラックスに替えて再度キャスト。水中でチラッと一瞥をくれたが、捕食行動には出ない。優に尺越えのそのイワナはまだ悠然と上下に動いている。
16番のグラブフックに巻いた、ピーコックパラシュートをレーンに乗せる。三回目のドリフトでちょうどイワナがユラッと水面に浮いた後にフライがレーンに上手く乗った。ユラユラッと少しだけスピードを上げて、フライの直下に近づき吸い込んだ。
ワンテンポ遅らせた合わせが決まって、しっかりとフッキングに成功した。深みへと一気に突進しようとするが、狙っているうちに何匹かがヒラキに出てきたこともありあまり荒らさないようにと、岸へずり上げた。
31cmの魚体は厳しい雪代を超えた逞しさがあり、風格すら感じる魚だった。昨日の渓のイワナとも違う模様のネイティブイワナだ。ささくれた胸鰭は厳しい雪代を越えた証なのか、すごみがあった。
この渓では今シーズンも40オーバーが上がっているらしい。ご主人がマタギである旅館で朝釣り券を購入した時に、おかみさんの広げた手の大きさが残像として残っていた。ここはマタギの里、まさしくマタギイワナの渓での釣りは始まったばかりだった。
[ フライ>いわな ] 投稿者 daikyu : 13:44 | コメント (22) | トラックバック (0)