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2006年03月30日
僕のイブニングライズ
東京の桜も満開。花冷えと言うのか、ここ数日は日中でも肌寒く週末まで充分持ちそうな感じで、花見に繰り出す方たちにはとても良いタイミングになりそう。おなじ春を告げるもののひとつに僕の大好きな蛍いかがある。これを酢味噌や醤油で口に放り込むと、プチュッと独特な味わいがはじけて春を感じる・・・まさしく僕のイブニングライズの始まりです
海なし県に育ったことで美味しい海の幸への憧れのようなものがあった時代の反動か、妙に肴対するこだわりが出来てしまった。それでも経済的には少しの出費で幸せになりたいもの。
この蛍いかもスーパーの閉店間際の見切りで200円で売っていたもの。個人的には400円まででおつまみの買い物は済ませたいもの。今回はこれとやはり見切り品となっていた、鉄火巻き250円でおひとり様飲み会です。
僕のイブニングライズは意外な場所でかなり短い時間に集中しておこります。今夜の対象は流下物の中で偏食をしている程ではありません。脳裏に刻まれているヒゲナガのスケーティングを、シーズンに入り初めて見た状態に近い反応だったと思います。見切りシールがウイングの十字効果位に写ってしまったかもしれません・・・・
[ 海釣>料理 ] 投稿者 daikyu : 08:26 | コメント (14) | トラックバック (0)
2006年03月29日
初めてのリール
小学校の高学年の頃、ルアーに興味を持ち当時長野の塩尻にあった釣具やさんで購入したクローズドフェイスリール。おととい実家に戻った時に久しぶりに道具箱を開けて見つけた。懐かしくて涙がでそうでした・・・
三平くんがルアーに初めて挑戦した時のリールも確かこれだったような?その後彼はガルシア&ミッチェルのコンビに格上げしたのを見て、僕もガルシア&ミッチェルにした事を思い出しました。
それまではこのダイワのクラシカル(当時は最先端でしたが・・・)なリールをピストル型のロッドにつけて、うりゃーとキャストして釣っていました。
ただし構造的な問題と劣化しやすいラインの使用で、結構ルアーを川に投げてしまったこともありました。
すごく飛ぶなぁと思うと大概ラインが切れてるんですね。今では考えられないですが、当時は結構な頻度で連れて行ってくれたオジやアニにもあったトラブルでした。
そんな誰も教えてくれない状況の中でも木曽の無垢な渓魚はやさしく、何度もロッドを絞り構造上巻き取りにくいこのリールでのぎこちないやり取りでタナビラやイワナが釣れた事を、ハンドルを回すと思い出されました。
このワインレッドのボディカラーはABUのアンバサダーを意識したような感じです。この時代にタイムマシーンで戻ったらブログにたくさんの大物をエントリー出来るかもしれませんね・・・
[ アウトドアグッズ ] 投稿者 daikyu : 09:22 | コメント (8) | トラックバック (0)
2006年03月28日
木曽ひのきと渓流の町で生れました
遂に41歳の春、バカボンのパパと同じ歳になってしまいました。木曽郡上松町が私の故郷です。今朝は出張でちょうど実家に泊まっており、早起きして歩いて30秒の駅に来ていろんな撮影してみました。
PS 続きの中に写真追加しました
森林浴発祥の地、日本三大美林のひとつである木曽ひのきで有名な土地柄、子供の頃からヒノキの清潔感のある香りに囲まれて過ごしました。
そして渓流はおそらく木曽郡内だけで名前のある渓だけで60ほどあると言われていますが、名も無いひとまたぎの沢が僕の釣りの原点。おそらく竿を出した沢は50ほどあるのではないでしょうか。
今でも殆どがU字構で整備されることなく、ヤマトイワナやアマゴの棲家となっているので、『木曽ひのきと渓流の町』と言う名前の町に生まれた事を誇りに思います。
久しぶりに上松駅に行き、街の案内図を見ると懐かしい地名がたくさん目に入ってきました。天狗山、敬神の滝、高山射撃場、台が峰と良く自転車で釣りに行き、夕焼け小焼けの町内放送が入るまで遊んだ情景が思い浮かんで来ました。
昨日は昨年の夏のエントリーにもした上松中学のそばでお彼岸にこれなかったお墓参り。オヤジ方のじいさんは高知から出稼ぎでオヤジを連れて木曽の地を踏み、職漁師と言われる程の釣りの腕で山師の中では評判だったと聞かされました。
オヤジから聞いた印象的な話は、木曽駒ケ岳の麓を歩き、山小屋に一泊してじいさんと二人でイワナ釣りをしたときは頭が小さくて白くて太ったヤマトイワナが二人の背負子一杯釣れたそうで、実家の庭にあったタイルの流しにドバッと明けては皆を喜ばせたそうです。
そんなじいさんの隔世遺伝のせいか、釣り好きの孫になってしまいじいさん、ばあさんに感謝して生きなければとお墓参りをしました。
隣接する中学には相変わらずきれいな沢が流れ、前回気づかなかった『魚道のある中学』という世界的にも貴重な建築であることに気づかされました。
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写真でお分かり頂けるか分りませんが、校内を流れるアマゴとイワナの棲む沢を、強化ガラスの床になった渡り廊下が横断していると言う素晴らしい自然工法の一種だと思いました。
ライズこそしてませんでしたが、夏に見た7cm程の幼魚は10cmを超える大きさになり、そっと覗くと廊下の下へ驚くほどの早さで逃げていきました。
こんな原風景の田舎が僕の生誕地で、改めて故郷のありがたさと言うものに気づきのあった二日間でした。心が豊かなになった気分になりました
[ 家族の絆 ] 投稿者 daikyu : 07:39 | コメント (16) | トラックバック (0)
2006年03月27日
田舎暮らしへの憧れ
ここは通い慣れた木曽のとある湧水の小川のほとり。渓谷に囲まれた土地である木曽では珍しい田園風景だ。写真ではわかりにくいが、春まだ浅い回りと違い、湧水のこの沢はびっしりとバイカモが生えている。ご想像の通り、この沢にはヤマトイワナが棲んでいる・・・・
元々木曽で生まれ、高校まで田舎は困ったものだと愚痴を言うのが常だった頃から、東京に行き大学に通い、会社に勤めて都会に暮らした10数年・・・ここに来て、何故か田舎暮らしへの憧れにようなものがふつふつと生まれてきた。誰に言われるでもなく、元々生まれてずっと住んで来たのにである。
この場所に来るといつもそんな気にさせられる。田舎と言っても、僕の育った町ともちょっと違う。夢の場所と言えるのは、沢の周りに結構余った土地があるのだ。『庭先に沢が流れる家』が可能な場所だ。誰の土地かも分らない。譲ってもらえるのかもわからない・・・なのにすごい思い入れがある。
小学校の裏の沢でアマゴ釣りをして、中学の校内に沢が流れシンコアマゴがライズする環境で育った事で、心の奥底に沢の流れやリラックス効果の効能がスリ込まれているのかもしれない。沢の流れが家のそばにある事に対する憧れがある。留まっている池ではなくそれは間違いなく流れている沢である。
湧水で、天然モノそれもヤマトが棲む沢のほとりに住めるとなれば、釣りをするものにとってもこんな至福はないと思う。もう5年ほど前から勝手に自分の中で考えていた。この水に採れたてのトマトときゅうりとビールを冷やしておいて、ちょっと釣りしてきて戻ってビールで乾杯して昼寝・・・・かーっ考えただけでパブロフ状態になりそう。
明日は41歳の誕生日。いよいよバカボンのパパと同じ歳になってしまう。以前に友人のNさんとMさんが『あーバカボンのパパと同じ歳になっちゃったよー!』と言うのを聞いて「おっさんだなーなりたくねー!」とまで思ったことを恥ずかしく思う。
いやおっさんはいい・・・やっぱりこれからは良い意味で、「またそんなことやってんのかよ・・・」と言われる様なオトナを目指そう。今まで中途半端だったのかもしれない。オヤジといわれる事にカイカンを感じるような域に行ってしまえばいいんだ。
世の中悪いことして、言い訳ばかりしている人も多いけど、生きてるそのままが人生みたいな感じがやっぱり素でいいかな。人間の構造は偽装出来ませんし、時価総額で人を見る習慣も改めないとなぁ。基本的なことをちゃんとするのがオトナなんだよな。
40歳最期の日にそんなことを考えた。いつかこの沢のほとりに『自分だけの基地』を構えて、夏休みの自由研究を毎日してるみたいな生活したいなぁ。でも家族は誰も着いて来てくれないだろうなぁ・・・でもでも仲間はたまに行くからやれやれって言うんだろうなぁ・・・・
[ 夢を語る ] 投稿者 daikyu : 09:01 | コメント (10) | トラックバック (0)
2006年03月25日
fly weight by HARDY
heavy duty という響き。フライタックルの中でこの言葉を連想させる物・・・僕の中では真っ先にハーディーのリールが思い浮かぶ。シンプルで堅牢な構造から来る信頼感。フライリールの原点と言われている普遍的なデザインの歴史とその機能美がまさに『heavy duty』だ。
僕のハーディーとの出会いは大学時代のマーキスに遡る。これまでの20年間で10数台のハーディーを手にしているが友人に譲ったり(取られたに近いものも含め)、車の屋根に乗せて走って失くしたり、車ごと海外へ『無断輸出』されてしまった事件も含めると手元に残るのはその一部だ。
縁があるのか一番最初の20年前のマーキスは健在である。渋いボディカラーと相まって手持ちの中でも一番の威厳を保っている。#5サイズなので最近は湖や北海道の釣りの時に想い出の写真を演出してくれている(今月号のFR誌のニジマスの横に添えられたマーキスです)
この写真のフライウェイトはまだ7年ほどの歴史だ。このリールは東北の渓の釣りのぼりの時期には必ずバッグに放り込んで一緒に旅してきた。自ずと想い出のたくさんある道具になり、魚の写真の横に添えられることも少なくない。
バンブーロッドはまだ手にしてないが、バンブーでもグラファイトでも合うデザイン。そしておろしたてより傷がついてからが格好良い、他に類を見ないリールだと思う。
メカニカルなラージアーバー全盛のトレンドだが、クラシカルで無骨だがハードな使用にも耐えそして年輪を刻むようにボディにはいる傷もデザインの一部にしてしまう男らしさと、主張しすぎない古くからの親友のような存在であるハーディー。魚との写真をいつ見ても主張しすぎない脇役である。
これからも静かに僕のFFライフを支えてくれる大切なもの。車から離れて盛夏の汗をかきながら林道を歩く釣りには、やはりトラブルのないハーディーをロッドにセットすることになるはず。今夏予定している、バックパックのFFでも予備も含め間違いなく一軍で先発する予定だ。
[ アウトドアグッズ ] 投稿者 daikyu : 08:45 | コメント (10) | トラックバック (0)
2006年03月24日
阿寒の解禁
昨年の5月、北海道の阿寒湖の解禁を取材した時の2日目の昼沈黙を破ってこの魚は僕のロッドに幸運をもたらした。52cm、ぐいぐいとダブルハンドのバッドを締め上げるほどのパワーは、5月とは言え、寒さと湖面の結氷で冬景色の状況を一瞬にして春にしてくれた一匹だった
初日、二日目の午前と湖は沈黙を続けていた。水温は3度前後と湖面の3分の2ほどが結氷している状態なので仕方ないが、現場に来ている以上何とかしたいという気持ちが強く、せっせと巻いたフライをタイプⅡのヘッドでダブルハンドを振る。
アメマスのイメージだったがライズがほんとに忘れた頃にある位でアタリは殆どない。初日の夕方漁協に入ったニュースは大島前とホテル前での僅かな釣果の話だった。今年は氷の解けるのが例年よりかなり遅く、釣れる場所が限られるというハンディもあった。
翌日の昼、氷が流氷状態になり風向きによってキャスト出来るスペースの出来たのを見計らってホテル前にウェーディングした。釣り人は僕とOさんの二人。さすがに解禁と言っても他のエリアの状況の良い場所での釣りの方が可能性があるようにも思えた。
北海道についてから何回目のキャストだったろうか・・・根掛かりを魚と勘違いしてロッドを何度あおったか記憶が定かでなくなるほどの状況の中突然だった。タイプⅡで遠投をしてゆっくりめのリトリーブを開始した5ストロークほどでギュンと竿先が曲がる。『ん?』さらにグッと手元のラインを慎重に手繰ると更にティップがグングンと生命感を伝えた。
『よっしゃー来たー!』さらにその状態で確実にラインを手繰ってから、16ftのロッドを立てた。一気に左へ走る。そしてこの強靭なロッドのバッドにガンガンと定期的に存在感を伝えてくる。かなりのサイズだと初めての感覚に結構なアドレナリンが出る感覚が蘇る。
フライは8番のロングシャンクに巻いたコーンヘッドをあしらったオリーブのメルティボディのストリーマーだ。良いところに掛かっていてくれーという願いとともにやり取りをする。Oさんもそのファイトに釣りを中断してネットを持って駆け付けてくれた。
5分ほどのファイトでようやく浅場に寄って来たが、水面で見せた体側の斑点はどうもアメマスのそれとは違うが強烈なファイトだ。なんだろう・・・なぜかそこにレインボーという意識はなかった・・・
無事ネットインした魚体は尾鰭の一部が放たれた時から成長している様子が伺える魚体だった。北海道のイメージのレインボーと比較すると完全なワイルドではないものの、そのファイトは僕の心を満たすのに充分だった。このレインボーはまだまだ冬景色の阿寒でサイズ以上の感動をもたらしてくれた。
この模様は今月22日発売のFR誌に掲載されています。ぜひそちらもご覧下さい・・・・
[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 07:34 | コメント (12) | トラックバック (0)
2006年03月23日
吹雪の中のキャスト
ひたすらキャストし、マーカーの動きに集中する。しかし何回か当たりらしきものはあるが、あやしい。そのうち皆は上がり車で待機している電話が入る。時計は午後2時を廻っていた。今日はさすがに厳しいのか・・・・photo by terryさん
terryさんのエントリーにもあったがタン麺の恩恵にあずかって体を温めて、WBCの日本のがんばりもいいキッカケにしたかった。
今回同行してくれている仙台のkazuくん。かれこれ8年前長沢さんのスクールに参加して、ロフトの仲間と仲良くなりそれからと言うもの、僕達の行くところの情報をキャッチしてそこに現われては釣りに没頭するという日々を送っていた。
それからしばらくすると、すでにどんな川にも先に行って、『パイロットフライになってきます!』と称して、さんざん必殺フライまで繰り出して(普通のつり人の行為ですから問題ないです!)よい釣りをして、月曜には携帯にメールをくれるのが常になった。仙台は1時間半で何処にでも行けるエリアだ。
毎週月曜日はメールが来るたびにアドレナリンが出て、週末は仲間を誘って繰り出すのがここ何年かのパターンだった。さんざん良い釣りも楽しいお酒も飲んだ・・・
そうしてルアーマンだったkazuくんは、気合を入れて一つの事に集中すれば上達するという話を地で行き、今では東北でも有数のクレージーFFになった。
昔、やはり長沢さんのタイイングスクールに参加したIくんという一風変わった子がいた。見た目は一言で言うと『男ミズモリアド』と言う感じ。もう誰だか分かる人もいると思うが、彼が釣りが出来るところに住みたいがどこかいいトコないですかねー?と言う話に、その頃良く春に通っていた長野の川上が良いんじゃないの?と。
めでたく彼は川上村の住人になり、その話はFF仲間を巡り、彼の脱線しながらのFFを中心とした日々の話はかなり無責任に笑えたことを何故か思い出した。
彼の名前もkazuのつく名前だった。子供の名前をつけるときにはは気をつけようと思った(爆)と言いつつ大久の大とか久とかだけは使わないでおこうと思われれるんだろうな・・・それはそうですよね(笑)うち下の息子につけちゃったなぁ・・・・やば。
しかし、そんな負け試合の雰囲気を一瞬で変えてくれたのは、そのkazuくんであった。(そのkazuくんじゃあんまりか?)このロッドのしなり・・・立会人のochiくんの話しではグイグイとすごいパワーで、取り込みまで10分位を要したのではというコトだった。二つ上のポイントから遠めに何か掛かっていると思ったがこんなにすごい魚だとは・・・・
前回の魚よりもレッドバンドがキレイな50オーバーである。この話を遅い昼食の時間に教えてもらい、また最後のイブニングに向って気合を入れなおした。活性は低いが、しっかりやれば食うぞ・・・と。
そしてnorizouさんが40cm近いサクラを掛けた。流心に入られてすごいパワーだったそうだ。写真は明日アップしますねー!
[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 07:53 | コメント (10) | トラックバック (0)
2006年03月20日
釣り1日、移動2日の弾丸ツアー
今日宮城の荒雄川C&R区間に日帰り弾丸釣りツアーに行ってきました。この時期にしては冬の吹雪のような天気になりかなり厳しい釣りになりましたが、クレージーな仲間と楽しく過ごしてきました。 terryさんから頂いた、写真追加しました(21日)
携帯がなったのが約束の時間のちょうどの午前3時、ichiくん、norizouさんそして釣りでは初めての合流のterryさんの4人で未明の東京を発った。
今回の目的は宇都宮で合流予定のochiくんと、前々週のときに少しキッカケをつかんだという彼のニンフの釣りをさらに一緒に深めようという事だった。この釣りは非常に奥が深く、まだまだ分らないことばかりと言うのが最近の僕の感覚だ。
鹿沼で降りて、ochiくんと合流するや否や初顔合わせのterryさんに向かって『terryさんってテルオとかが本名ですか?』といきなりかましてくれて和やかムードに一気になった。『terryさんのハンドルネームは何か言われがあるのですか?』って言うのが普通かなぁと思わず突っ込んでしまった(笑)
その後も寝起きの一時間はダメですと言う彼の、日本に来てまだ間もないのか?という様な続々と来る、天然ヒレピン系のボケに、皆の眠気も吹っ飛んであっという間に古川ICに到着した。
雨男の僕は天気予報の昼前後の一時雪という予報が少し気になりながらも、それ以外の時間ごとの予報の『晴れ、気温10℃前後』という部分にかなり安心していた。ところが古川ICから鳴子温泉に向かうと、目的地が前回の釣行時のような空模様になっている。
さすがにこれには参った。皆を誘う時も天気予報に注意していたが、雨男の本領発揮になってしまった。すると後部座席から『僕も雨男かも・・・北海道の時もそうだったし・・・』とボソッとterryさんがつぶやいた。おっと今日は雨男がだぶってるらしい(photo by terry)
鳴子温泉で10℃だった外気温は、荒雄川に着いたころは3℃近くまで下がり、釣り支度を始める頃には雪もちらつく状況。水量は10cmは前回よりも多く、雪代も入っている。しかし水温は5℃と丁寧に探ればチャンスはありそうな感じでスタートした。
それぞれの思いのあるタックルをセットして、C&R区間の日曜とはいえ雪の中の釣りと言う事で人もまばらな中ハッチの見えない状況の中、ニンフをセットした。今日のこの釣り方は最初から想定しているもので、厳しめの状況の中でいかに魚と出会うかというのが今回のテーマでもある(photo by terry)
しかし猛吹雪と信じられない程の強風で普通の人はもう止めてる釣りをさらに一時間続行。体に雪が積もり、手はかじかんで・・・皆さんをお待たせした上で3時過ぎに合流。そして遅い昼ごはん。WBCの雨の中断の場面に、こっちも中断だが再開したら必ずと密かに冷えた体をタン麺で温める。
これがラッキーチャームになったか、あと一時間というタイミングでようやく待望のレインボーが僅かに自作したマーカーを引きこんだ。冷たい雪代の中確かな鼓動を送ってくれた。
kazuくんによれば今年になってからはレインボーの放流はないそうで、一応年越しの魚体だが前回のパワーと美しさには及ばないものの冷えた体と心を暖めるのには充分のサイズだった。
川沿いに停めた2台のプラドのハッチが開いて納竿している皆を横目に、納得行くまで竿を振って駆け足で車に戻り、遅れ気味な帰り支度を間に合わせるように片付けた。
すぐ近くの温泉に入ると、いかに自分の体が冷えていたかを感じられるほど、熱湯を浴びている様な感覚におそわれた。皆同じ表情で『クー気持ちいい!』と叫んでいた。帰りの車でochiくんと次の課題について話したが、雪代が終わった頃にもう一度だけやろうかとクレージーな釣り仲間はの約束は簡単に成立してしまった。ochiくん今度こそばっちりやろうね・・・もう少し良い状況の時にね!
と言う事で未明に出発した宮城日帰り釣行は、翌日の午前2時頃の帰京となり釣り1日、移動2日のまさしく弾丸ツアーとなったのでありました・・・
[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 02:11 | コメント (19) | トラックバック (0)
2006年03月18日
谷地坊主と三平くん
夢を抱くと言う言葉がある。このフィギュアはまさしくその手で夢を抱こうとしている釣りキチの二人である。僕達世代の釣り人ならば当時胸をトキメかせて、マガジンに連載されていた彼らに自分をダブらせたに違いない・・・
僕もその1人で、当時発売の日が待ち遠しく、家から一番近い駅の売店に走ったのを覚えている。ネズミに似せたルアーを使って伝説の大イトウとの死闘を繰り広げるのだが、このフィギュアは最期にイトウを取り込む時に軍手をはめた手で、イトウの歯に手を掛けてのハンドランディングをしているところである。
この死闘の取り込みにギャフやネットは確かに似合わない。水中に引きずり込まれそうになりながら、二人が夢をこの手で抱く姿だ。取り込み終わって夢をかなえたストーリーのエンディングは、二人が大の字になって、舞台になっていた釧路湿原でいびきをかいて寝てしまうというものだった。
こんな話はホントに夢の夢だが、釣り人の心の中にはそれぞれが描いた夢のかなった瞬間があるはずで、Lt-cahillさんのエントリーにあの杉坂研二さんが夢のサクラを抱くまでのことのストーリーが臨場感ある描写で描かれていた。まさしくこの感覚だった。
僕のこれからの夢は単なる大物という事でなく、自分の中で描いた気持ちの良い釣りが出来た時に充実感に包まれるのではないかと思う。歳を取る毎、回を重ねる毎にそれは大きく姿を変えていく。環境や人との出会いによってかなり変わる。
それは釣り人それぞれが自分の心と約束するものでけっして人と比較するものでもないと思っている。自分なりの夢をかなえる為に、今日も川に立つ釣り人の目は、三平くんのような子供の目に戻っているのでは・・・その傍らにはアナタにも谷地坊主のような存在がいるのかもしれない。
すべては人とのつながりである。このフィギュアの語りかけるものは、かなり深く味わいがあると改めて思った。人も魚もその瞬間にしかない縁で出会い、そして別れるのだから・・・
明日は宮城への日帰り弾丸釣りの旅の予定。しかし目的の川は雨で増水・・・活性が下がり難しいとのメールが・・・いかに?うーん今日の夜各所とご連絡取りながら考えます!これだから釣りは難しくて、悩ましくて・・・・ヤメラレマヘンナ!
[ 釣りキチ三平 ] 投稿者 daikyu : 16:32 | コメント (8) | トラックバック (0)
2006年03月15日
雨男にも晴れの日
長年『雨男』と呼ばれて久しいです。レインギアのフィールドテストの為に釣りしてる感じ・・・先日の荒雄も雨でした。再戦予定の週末の宮城・・・これが文字通り雲行きがヤバイ。参加予定の皆さん、レインギアをお忘れなく!そんな雨男にもこのようにお天と様が味方してくれる日もあります・・・
たまにある天気が良い日は魚の撮影も快調です。この日もウレシクテ10枚は撮ってしまいました。でも気に入る写真はごく一部です。だから悪天候の時は中々良い写真が撮れないです・・・シロウトには光が欲しいって感じです。
さて雨男とは・・・ドリフの大爆笑的に言うと、高木ブーと仲本工事のコンビで出てくる、あのピチッとしたうすい衣装とトラのパンツの赤鬼か青鬼の役です・・・
大概の釣りが天気の変化がある日に当たる。例えば東北に2日行くとどちらかが崩れるかもしくは両方崩れる事もある。同行者には申し訳なく思う。僕のせいだ・・・もちろん天気の崩れる日を選んでる訳ではないが、結構な確率なので自分でも雨男だと思う。
ヨセバいいのに、隠れて抜け駆けするもんだから、大概やられる・・・・トホホな状態。
そこで学習した僕は最近ことに『晴れ男』と言われる方々と同行することにした。これが効果テキメンなのである。東北地方などの気合の入った旅は最低4人以上のセットであれば、間違いなく晴れ男の数的優位である。マラドーナかロナウジーニョでもなければ間違いなく晴れ男の安全圏である。
釣りに行く前の大切な計画。晴れ男集めと雨男かどうかの調査(笑)僕間違いなくFF的高木ブーさんです。今度川にウクレレとアロハ持って行こうかな?今回同行の一人yamaちゃんも自称雨男。アナタは晴れ男?それとも嵐を呼ぶ男・・・
[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 11:52 | コメント (12) | トラックバック (0)
2006年03月13日
関東のスレッカラシ・・・
先日の気仙沼ちゃんとは正反対の関東の某有名河川のスレスレのアマゴちゃんです。色白でキレイですが、釣れないときは『はーっつれないなーなーっ!」てイモ欽トリオの歌口づさみたくなります・・・あれ又欽ちゃん出てきちゃいました!
この娘は、浮いてる毛鉤は見向きもしなかったので、20番のフェザントテイルを小さなマーカーとつけてほんのちょい沈めて取りました。ゆっくりドリフトするとピピッてな感じでマーカーが引き込まれ、合わすと水中でキラキラと昼前後の陽の光に照らされて光っていました。
写真撮る時も凛とした表情で、今度はだまされないわよーってこっちをにらんでる様にも見えました。気仙沼ちゃんのヒレのアカでも煎じて飲んで欲しい位です。
擬似銀化していて、光の加減でパーマークの出るタイプ・・・見た目の可憐さからは想像できない程、このサイズにしては引きは強烈です。はまる訳ですね。やっぱりアマゴはアマゴの良さがありますねー
[ フライ>あまご ] 投稿者 daikyu : 21:44 | コメント (21) | トラックバック (0)
2006年03月11日
釣り方商店開店一周年
おかげさまで釣り方商店を開店しまして一周年となりました。この場をおかりしまして皆さんに御礼申し上げます。ブログのご縁で色んな方と繋がることが出来ました。こんな笑顔で釣りがいつまでも出来る事が大事なんですね。こんなうれしそうな顔してますが、この日はちなみにボーズでした(爆)
何十万とあるブログの中でご縁があり遊びに来てくださり、コメント下さる方、毎朝出勤前にチェックして下さる方、お昼休みに早めに切り上げて会社のPCで開いて見る方、お家に帰って一杯ヤリながら『おいっ!おまえ釣り行きすぎだぞー』とぼやかれてる方もいるかも・・・・
これからも自分なりのペースで、もう少し違った角度でブログの更新を出来ると良いなぁと思ったりしています。友人ショップ経営のSくんのHPでも書いてくれましたが、『子供の目をもつチョイワルオヤジ』を目指して色んなオヤジティックな『釣り方』にチャレンジしていきます。
『あらゆる釣り方、よりよい生活』というコピーには、遠征、キャンプ、川探し、美味しいもの巡り、温泉巡りなどあらゆる釣りの周辺と、様々な釣り方を通じて人生を楽しみたいと言う気持ちをこめました。その時には気の合う仲間がいて・・・ま釣れなくても楽しいと思える釣りがいいですね。
後世に美しい自然を残せる様な活動を少しづつでもして行きたいと思います。自然を通じた人間形成がこれからのキーワードになるとも思っています。昨年のジャ二天の時のサンル川を守る会への署名と、募金活動、又ブログがご縁でお会いした皆さんの影響で良い気づきが出来たと思います。
でも品行方正なオトナには程遠い僕は、今年も暗いうちから川に入り、真っ暗になるまで川にいる様な気もしています・・・・シーズンインしましたので色んな企画を考えております。随時ブログでアップしていきますのでお楽しみに・・・今後とも末永く釣り方商店をよろしくお願いいたします!
[ 釣り人のいる風景 ] 投稿者 daikyu : 01:08 | コメント (36) | トラックバック (0)
2006年03月10日
憧れの君
気温が10℃近くまで上昇し、まさに小春日和のこの日。2度目に入ったポイントで元気良くライズするヤマメを見つけた。小さなユスリカのアダルトが流心と緩流帯の境に、下流からの風にあおられて吹き溜まる。魚のランチタイムは始まったばかり。釣り人はkazuくん。
気まぐれなヤマメ達のランチタイムはほんの僅かな時間だった。ただ流下してくる対象物に興味があれば水中で食べ続けることになる。大食漢の様にも思えるが、なんといっても常時ランニングマシーンに乗っているが如く、泳ぎ続けている訳だから筋肉質の引き締まった体になる。
岸際の枯れた葦原の根元は危険を感じた時に、身を寄せる家だ。そこから流心を流れる虫を狙っている個体もいる。変化のない里川ほどこうした岸際の植物の存在は魚にとっても大きい。葦、柳など根が入り組みサンクチュアリを形成する。
そして夏のイブニングタイムになれば、こんなにいたのとかと思うほどの魚がヒラキに出て、ライズの饗宴を繰り広げる事もある。ランチタイムに比べると時間単位の捕食活動はかなり大胆になる。やはり定時のチャイムが鳴ると急に赤提灯が恋しくなる人間界の掟と同じで、お疲れー!取りあえずビールって感じがあるのだろうか・・・
人間の世界の男女の別によく似て、ヤマメは気まぐれで繊細。女心と秋の空という諺もあるが、その通りフライフィッシャーの心をもてあそんで、知らんぷりしているような所もある。その点個人的な感覚では、イワナは男の性格そのもの。
ニセモノフライを食い損ねても、少し間を置いてもう流せば殆どがもう一度捕食する。合わせ損なうと、キョロキョロしてフライを探してる事もある。なんとも愛嬌のある性質。何度やっても反省しない僕の性格にだぶらせてつい見てしまう。かわいいイワナ。イワナからすればヤマメは『憧れの君』かもしれない・・・
[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 07:49 | コメント (8) | トラックバック (0)
2006年03月09日
気仙沼ちゃん・・・
先日の気仙沼に近い岩手の里川でのヤマメの別アングルです。人間と同じでそれぞれ個性があります。そういえば昔きんちゃんのお弟子さんで気仙沼ちゃんっていたなぁ。さながらヤマメの気仙沼ちゃんです。やっぱりヤマメは女性的で美しいですね・・・・
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2006年03月08日
スティールヘッドのDNA
宮城県の荒雄川のC&R区間での初めの釣り。冷たい雨の中、2番ロッドを満月にしたのは素晴らしいレインボー56cmでした。慎重なやり取りだった事もあり5分近く掛かりました。スティールヘッドを彷彿させるようなボディに、うっすらと入った紅。すごい充実感でした。秋田でお世話になったBzヘッド先輩、現地まで来てくれたochiくんのお陰です。ありがとう!
3/8 ochiくん撮影の写真追加しました!
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雪代は薄っすら入っていましたが、水温8℃のこの時期にしては良い条件の水温。むしろ体感温度からすると水中の方が暖かくも感じる程だった。
12時のお昼のチャイムが鳴るのとともに入渓。誰もいない区間を二人でじっくりと探ることに。ハッチは極小のユスリカのみでもちろんライズや上ずった魚も確認出来ない。
自製マーカーのタナ下をポイントごとにマメに変えながら、そう活性が高くないであろうレインボーの目の前にニンフがゆっくりドリフトされるように意識して、丁寧に探った。
成魚放流とわかる魚だったが、2匹キャッチしたところで「流れ込みに近い早めの深場』という共通したヒットポイントを見出だした。その後はそうした場所だけテンポ良く狙う釣り方に切り替えた。大きなプールではあるが、流れ込みの流速の速さのあるポイント。大きなポイントの中の小さな変化のある場所。タナを2mと深くし、ショットを2つ余分にかましマーカーが負荷に耐えられなくなる事を想定して底を探る釣り方に切り替える。
何度かのドリフトで流れの筋の脇から底へ向かう流れにニンフを乗せてマーカーが馴染んだ。浮力を保てなくなって沈みながら流れたマーカーがニンフの水中での様子を伝えてくる。マーカーに落ち着きのあるいい流れ方をしている。二呼吸ほどの後、小さいがスッと有機的な反応があった。
すかさず合わせるとんでもないヤツがフッキングしたことがすぐに分った。昨年5月、6月と阿寒でやられたビッグなレインボーを彷彿させるファイトだ。今回は電車を乗り継ぐ旅なので8ft4inch2番の4ピースという早春の繊細なタックルで掛けてしまった。
しかしこのロッドが素晴らしかった。これ程のサイズをこの竿で渓で掛けた事は無かったが、かなり良かった。バッドが魚のノッキングや走りを吸収してくれたのだ。もちろんこの竿はお気に入りのライトスタッフのハチトーの流れをくむロッド。
ムリをしなければ取れると確信してやり取りをすると余裕も出る。もちろんC&R区間での魚という、ネイティブな魚ではないと言う安心感もある。嬉しいことに同行のochiくんがファイトシーンの写真を撮ってくれた。中々魚とのやり取りのシーンを撮ってもらえると言う事はない。
流心に入るレインボーをいなし、筋肉質なパワーでグイグイバッドを絞る度に少しづつこちらに勝機が出てきた事を感じられた。上流側にひっぱる事で下流へ誘導する作戦が成功し、大きなプールの下流側の緩い浅場へ入った。
ようやく浮いてきた魚体。横たわり上目遣いでこちらを見てる。そこで一気にランディングへ。最後は意外におとなしかったのでラッキーだった。この魚にはちょっと控え目なネットで頭からすくった。入った!
『よっしゃー!』思わず叫んでしまった。『気持ちイー!』と殆ど、ラプラドールレトリバー状態で(笑)僕の取り込みを応援してくれたochiくんと握手したら、かじかみそうな手からアツい気持ちがビンビン伝わった。
ひとしきり写真を撮り、感動しながら、これも彼が栃木から参加してくれなければ実現しなかったプランだったことに感謝して、往生際の悪い性質の僕には珍しく、フライをはずして釣りを止めた。今日はもういいんじゃないかなと思える納得出来る釣りだった。
今回は良い釣り仲間は何でも話せる一生の友である事も改めて思った旅だった。それも魚と人の縁のお陰だと思うと素晴らしい。記憶に残る釣りをすることが出来た。周りに支えられているんだよなぁ。
今回の東北の旅は仙台のkazuくん、Y副部長に始まり、昨晩お付き合いをしてくれた湯沢の友人Bzヘッド先輩や、ブログ仲間のakita-shindoさんにも電話をして東北カラーに染まっての気持ちよい釣りだった事も合わせてコメントしておきたい。また皆とは渓で一緒に釣りをするのが楽しみだ・・・・
[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 06:31 | コメント (35) | トラックバック (0)
2006年03月06日
岩手の里川ヤマメ
小春日和の日中に幸運にもユスリカへのライズを見つけました。またまた20cmは超えませんでしたが、岩手らしい風情の里川でキレイなヤマメと遊べました。
kazuくんはじめ仙台の釣り仲間のお陰です。この場をお借りして御礼申し上げます!
[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 21:46 | コメント (4) | トラックバック (0)
2006年03月04日
早春のアマゴはグルメ派
愛しいアマゴちゃんにちょっと失敬して、フライマンの飽くなき探究心の賜物『ストマックポンプ』を入れてみました。やっておいて何ですが、浣腸を口から入れた後、胃洗浄した位のインパクト?ここで問題です。ストマックには何種類の虫が入っていたでしょう?
[ フィールドレポート ] 投稿者 daikyu : 04:34 | コメント (8) | トラックバック (0)
2006年03月03日
頭隠して尻隠さず・・・
山梨の某渓を目指す。到着した瞬間思わず笑ってしまうほどの濁流。夜半からの雨がもたらした自然現象。何も今日でなくても・・・との思いと、何とか竿を出せる場所をという思いが交錯する。
支流に入り、車から川の様子を確認しつつ上流へ向かう。沢がいくつか入るこの里川は、上流へ行くに従い細くなり濁りも取れて来た。コーヒー牛乳の様な本流に比べるとやる気の出る水色だ。春の冷たい雨は水位を上げ、水温を下げる、そして肝心の魚の活性を下げる。本流の流れを避けこちらに逃げて来た釣り人も多い。
15分ほどのドライブの後、長い護岸の続く下流部にある大きめの深いプールに目をつけた。左右にそこそこの巻きがある。手前の筋は普段の水位からすればそれほど深くない場所。今日はそこが付き場になりそうな雰囲気。水温は6℃ハッチもない。
お気に入りのバーブレスフックに巻いたフェザントテイルを底ベタでユックリとドリフトさせる。10回目ほどのキャストだと思うが、底に向かう流れにうまくニンフを送り、マーカーが馴染んで先ほどまでとは違う少しゆっくりめに流れ、当たりそう・・・と思った瞬間、有機的な反応があり反射的に合わせた。
水底で白い腹を見せながらキラキラとローリングする魚・・・乗った!そう大きくないが、ネットに納めると18cmほどのアマゴだった。今シーズン初めてのアマゴ。何となく恥ずかしそうだったので、顔は写さないでおいたが、下半身だけでも充分きれいなアマゴに気をよくした。稚魚放流で育ったのだろう。
ネットインした勢いでフックは外れていた。魚に感謝して写真を撮りリリースして、一足遅れで合流予定の友人に電話した。こっちの水はあーまいぞ・・・と彼らを誘ったが、昨年の良い思いをした辺りが気になるとそっちを見てから行くよと・・・
面が割れなかったこの魚も、おそらく桜が咲く頃には水面のカゲロウを元気良く追いかける事だろう。これから春が進むにつれ、魚も人間も活性が上がり、仕事をしていてもポカポカしてくれば、所かまわず脳内ハッチを始める様々な虫に気もそぞろになる。
[ フライ>あまご ] 投稿者 daikyu : 08:52 | コメント (10) | トラックバック (0)
2006年03月02日
さくら咲く・・・
この時期にこんな写真・・・マジカヨォと思いますが、残念ながら(期待通り?)昨シーズンの写真です。紛らわしいですね・・・しかし釣りに出る朝はいつもこんな映像のイメージのまま渓に立ちます。
昨日解禁第2段というコトでブログ仲間の皆さんも、それぞれの解禁を楽しんでるよう・・・ロフト仲間の皆さんとも桜の開花の様に、3月1日の声を聞くと、携帯にあの人この人と釣り人でグルーピングしてある名前が、お気に入りのビリージョエルの着信音と共に、何度も表示された。
この慌しさが解禁の例年の感じだ。もうかれこれ25回目くらいになるが、いつも新鮮で気持ちを前向きにさせてくれる。いつか飲みながら『禁漁期間は魚のためよりも、人間のためじゃないの?』という話をした事を思い出した。
僕のようにクレージー路線で来た釣り人にとっては、まさしく頷ける話であり、社会人として生きていくために魚がくれた仕事をする間だとも思う。そういう背景もあり、この解禁、とくに3月1日という響きには、長い冬が本当に心身ともに明けるときだ。
TVでは東京の桜の開花予想が平年より早い25日位との事、その頃には余裕で花見の写真がアップ出来る様に釣り的にも『さくら咲く』と縁起良く行きたいものです・・・・
ちなみにこの写真は05年の3月に山梨のマッチザハッチで有名な川で日中のコカゲロウへのコンプレックスなライズに手こずりながらキャッチしたアマゴだ。年に一度あるかないかの至福・・・・
[ フライ>あまご ] 投稿者 daikyu : 04:59 | コメント (16) | トラックバック (0)
2006年03月01日
ハクーナマタタ!
娘の小学校で6年生を送る会があった。2年生の娘達はライオンキングのサントラの歌『ハクーナマタタ』を一所懸命歌った。『気楽にいこーぜ』という意味らしい。元気良く6年生を送り出していた。キュンとするこの瞬間が彼ら、彼女たちをのちに強くするはずだ・・・・
悲しくない別れはない。別れがうれしいなんてヤツがいたらそっちがおかしい。でも後で考えるとあの別れがなければ、この出会いもなかったと思うことも山ほどある。思うまま悲しい時は涙を一緒に流してその瞬間を体感して欲しいと思った。それでいいんだよなぁ。
terryさんのブログに大人の別れの話がエントリーされていた。転勤、退職、転職、卒業とまさしくこの時期世の中のいろんな人が、学校や会社の中で定期的な別れを経験する。子供の時の卒業はキュンとする淡い思い出も多いが、おとなのそれは複雑だ。
案外子供の方がケロッとしてたりする。お別れする子に涙したものの、女の子の転校生が来れば内心ドキドキうれしかったり・・・こういうとき大人の方が往生際が悪い。僕なんかまさしくその典型だと思う。フライはドライフライ派だが、人生は超ウェット派なんだよな(情けない位)しかもボトムをベッタリという感じ。
大きな魚をバラすと交替して待ってる間も、終わって宿で風呂に入っても、お酒飲んでも後悔している。あの時こうしておけば・・・後悔はするけど反省しないO型。釣り行きたい症候群というつける薬のないこの病気と付き合いながら、別れの悔しさを生かせない自分。そして記憶に残る1匹とならなかった残像・・・
『ハクーナマタタ。なんていい響きなんだ!』娘が大きな声で学年を代表してセリフを言った。6年生じゃなくて世の中の人たちにとっても良いメッセージだと思った。気楽にいこーぜ!・・・・魚をばらせば人生の終わりほど落ち込む、大人になり切れない僕には良い教訓かもしれない。
そういえば22歳の時バラしたあのヒレピンのアマゴちゃんは今でも元気にしてるかなぁ。キレイだったなぁ。今日何の話何だったっけなぁ・・・
[ 人の縁 ] 投稿者 daikyu : 06:47 | コメント (12) | トラックバック (0)