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2005年11月13日
しめっくり
クラスの人気者には必ずあだ名がありました。でもあだ名が付いている川って聞いた事ありますか?この川は僕の故郷に流れる川で正式名称は「中沢」でしたが、なぜか「しめっくり」というニックネームで100%呼ばれていました。
僕はこの川でちょうちん釣りのすべてのテクニックを覚え、釣りの世界にどっぷりはまるきっかけにもなった川でした。川幅はもっと大きく感じたんですが、かれこれ5年振りに川を覗きに行ってみました。
川というよりも小川なんですが、久々に見た印象は「えっこんなにちっちゃかった?」というのが率直な感想でした。自分が大きくなったからなのか、まさか釣りに入る川とは思えない規模です。はっきり言えばひょいっと一跨ぎの幅でアルプスに向かう道に沿って細々と流れているという印象です。
車を停めて橋の上からひょいっと覗くと・・・いました。いました!婚姻色に彩られたタナビラです。タナビラは木曽の方言でアマゴのことを指します。
サイズは20cmはあろうかというしめっくりでは大型に入るサイズです。小学校の放課後は必ず走って川を『偵察』に行き、堆肥を作っている農家の畑に行ってはきミミズを採り、毎週しめっくりへ通いました。
見たとおりの藪沢ですので仕掛けは60cmからせいぜい70cm。ウェストバックに予備の仕掛けを詰めてお気に入りの場所からタナビラに悟られないように近づいてミミズを落とすと矢印型をしたセルロイドの目印が流れに乗って、僅かに震えながら流れると必ずと言って良いほどブルッブルッと当たりがあり、少し
送り込んでしっかり食い込むまで待ちます。
ゴツッと合わせると独特の引きが竿にダイレクトに伝わります。藪沢での取り込みは掛けるよりもはるかに重要で、竿の手元の振り出し部分道糸の長さと魚の重さのバランスで手元に来るまで仕舞い込んで行きます。
このときは視線が魚を追いつつも、竿先はけっして周りのボサに仕掛けを取られない様に注意します。慣れてくるとこの事も釣りの一部ですのでかなり楽しい釣り方でした。
土まみれになっているタナビラをむんずと掴んで、針をはずします。好きな針は当時ちかくの松下金物店で売っていた鬼針という名前のヤマメ針の7号か8号だったと思います。青い色のパッケージに赤鬼が立っている絵がついてたと思うんだけど・・・懐かしいーなぁ。
家にあった丸型の竹びくに濡らした笹の葉と共にいれると、腰紐と身体に当たっているビクから魚の暴れる鼓動が伝わります。この感触が魚を釣った満足感にダイレクトに繋がりました。
上松の漁協が放流をしていたという事もあり、こんなに小さな川でも冒頭のハナシの通り名前の由来は不明ですが『しめっくり』は人気の川でした。平均のサイズは15cm前後でしたが極たまにオッというサイズがユラッと見える事もあり、最大は27cmというのを学校の裏のエンテイ下でつった事がありました。
川を覗いた僕は一気に小学生の頃のワンパク釣りキチ三平時代に戻り、竿の替わりにデジカメを持ってちょうちん仕掛けそーっと振り込むのと同じく、カメラのズームアップをして見つけたタナビラを「釣りまくり」ました。と言ってももちろんホントに釣りした訳でなく想像の世界でのことです。
小一時間の間に、ヒラキで泳ぐタナビラを10匹以上見つけて、浅くなってはいるものの想像していたよりも魚が濃いことにホッとし、つかの間のタイムスリップで心が暖かくなりました。
あとはココに息子をつりに連れて来れば僕としてはかなり満足感に浸れる事は間違いないと想いましたが、親と同じ趣味をして欲しいというありがちではあるものの、一種勝手な想いを抱くのもひとり立ちしたら一生出来ない「親バカ」の現れかなとも思いながら、僕のタイムマシーンに乗ってのバーチャルフィッシングは少年時代とは違いかなり早めの納竿となりました。
投稿者 daikyu : 2005年11月13日 00:33
コメント
daikyuさん、こんちは!
これはいわゆる魚ッチングですね。
懐かしい川が小さく見える事ってありますネ。
あれは不思議な感覚です。
どうしてなんでしょうネ。
それにしても、タナビラの見える渓、イイですね〜。
早く春が来ないかな〜。
投稿者 terry : 2005年11月13日 11:52
daikyuさん、こんにちわ。自分も子供の頃は竹竿に玉浮きで、ミミズをつけて用水路で釣りをしてましたね。単純な物でしたけど。
中沢のような川は無かったので、危険と言えば危険(笑)。昔と違い今の川は水量が多く、柵で入れないようになってるので、子供には勧められない状態です。って言うより実際は親バカが高じて危険を避けちゃってるのかもしれません。そこから学ぶこともあるのは身を持って理解してるんですけど・・・。難しいところです。
投稿者 dadlife : 2005年11月13日 16:35
Ayutarouさんトラックバックありがとうございます。terryさんdadlifeさん毎度です。秋色になった木曽で釣リまがいの事をしてきました。
やはりむかしに比べると埋まってしまってはいると思いましたが魚が健在だったことが嬉しかったです。
子供を連れて行っても危なくないので、来年は一緒に行ってみようと思います。
Ayuさんようやく私は23日にハギ行けそうです。二転三転してご迷惑かけております。なんとか釣りに行きたいです。
実はまだオフィスにおります・・・
投稿者 daikyu : 2005年11月13日 22:14
シーズンオフの楽しみとしては、最高ですね。
地元の人しかしらない流れで、これだけタナビラが確認できるとはキャッチアンドリリースの川?
私も親ばかで、子供といっしょに釣がしたくてキャスティングやタイイングの手ほどきしましたが、時期が悪かったのか興味を示さないままで終わりました。
タナビラの釣り、来年が楽しみですね。
投稿者 light_cahill : 2005年11月14日 11:08
子供のときの釣りの記憶って一生心の奥底に残るもんですよね。まだ、同じような状態で川が残ってるのが凄い!!!
私が子供のころ釣った川は、自転車、オムツなんかが投げ込まれて、ゴミ捨て場と下水で顔を背けたくなる様な悪臭を放ってます。 要
投稿者 heboheboy : 2005年11月14日 12:43
子供のときの釣りの記憶って一生心の奥底に残るもんですよね。まだ、同じような状態で川が残ってるのが凄い!!!
私が子供のころ釣った川は、自転車、オムツなんかが投げ込まれて、ゴミ捨て場と下水で顔を背けたくなる様な悪臭を放ってます。 要
投稿者 heboheboy : 2005年11月14日 12:44
大久さんはしめっくりですか、家ではしみっくりと呼んでいましたよ。「松下商店」、私も大変お世話になりました、「鬼針」、なつかしくて涙が出ますネ。実はしみっくりには何年か前に小学校で育てたヤマトイワナの稚魚も放流されていますよ。息子とそれを釣るのが楽しみです。
投稿者 masa : 2005年11月14日 22:16
lightさん(省略しましたすんません)、要さん ありがとうございます。初めましてmasaさん(〒お勤めのMさん?かな)
masaさんしみっくりかもしれないね。まあなまりみたいなもんだけど、どうしてしみっくりなんだろうね。小学校で育てたヤマトも入れたんだ。これも良い話しじゃん。昔から上の方に行ってもタナビラばっかりでイワナは殆ど少なかったけどね。
魚ウォッチングできる川まだまだありますので、行ってきます。
懐かしいなぁ。もう1つ秘密のヤマトイワナの沢行ってみようかな・・・
今度は「はらはた用水」とか「すいそう」の話でもしますか。超ローカルネタですけど分かる?
投稿者 daikyu : 2005年11月15日 17:04
シメックリじゃなくシミックりじゃないの?
松下商店じゃなくて松下金物店じゃなかったっけ?
ちなみに大道でも釣具売ってましたね。
懐かしいなぁ。
ハラハタ用水やすいそうの話楽しみにしております。
(特にすいそう)
池田公園の話はないの?
投稿者 janis : 2005年12月08日 17:30
ういーすっ!やっぱしみっくりかなぁ?〒のMさんにも
指摘されたからたぶんそうね。そろそろそのヘンの
記憶が怪しいよね。
松下金物店かもしれん・・・あのおじさんもったいつけて
売るんだよね。商売上手だったよ。
となりのおくまさのばあちゃんのめんこ売るときの
当たりいれる時の混ぜ方は絶品だったけどな(爆)
手元見てると当たり分るようにやってくれるんだよね。
ばあちゃん俺のこと好きだったかもな。ばばちゃん
キラー大ちゃんかい?
はらはた用水もいいよね。すいそうはさ偶然なんだけど
ロッダーズの来年一月号に書いたから。楽しみにしてて!
おまえ池田公園の話はまずいだろ。そうちゃんとゆうさく
にきいてから書くよ(笑)あそこで生まれて初めてブラック
バスみたんだよな。きれいな魚だなーと思ったけど、
こんなに有名な魚になるとは思わなかったね。
キレイなとこでよく行ったけど、いつだか行ったらチッチャく
見えたよ。おとなになったのかな?おれたち
投稿者 daikyu : 2005年12月08日 18:54
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